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フランクフルトの名物料理といったら、グリューネソーセです

観光スポットとして見逃せない?フランクフルトのドーム(大聖堂)のスグ南側(マイン川の方向)に「メトロポール」という名のレストランがあります。
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「地球の歩き方」で紹介されていたので、そういう店に行きたがる妻の希望を叶えるために、その店に行きました。
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店内にはテーブル席がたくさん、その奥の庭に屋外席が、これもたくさん用意されていましたので、迷わず屋外席の方に行きました。予想どおり店内席はガラガラ、屋外席は満員!どこに行ってもこの傾向あります。
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「どこに座る・・・」と相席ばかりになりそうな屋外席を眺めていたら、すぐ横の席のドイツ人男性が、ここどうぞ!と言った(ような感じ)で手招きしてくれたので、そこに着席しました。

そのドイツ人男性は、フランクフルト郊外のギーセンから美術鑑賞をするためにここに来たらしく「フランクフルトに来たら、自分はいつもこの店でグリューネソーセを注文するんだ、こいつはフランクフルトの名物料理だからな・・・」と言い、ビールを飲みながら実にうまそうにその料理を口に運んでいました。

その様子があんまりにも美味しそうで、グリューネソーセを食べたくてたまらなくなったから、翌日も市電に乗ってメトロポールのランチタイムに出かけ「グリーンソース ウィズ エッグ アンド ポテート」と注文しました。私はそのとき、その料理が「グリューネソーセ」という名前なのを知らなかったのです。

これがグリューネソーセ。
意味はグリーンソースということです。
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ちなみにポテトはほぼ絶対ついていますが、ゆで卵バージョンの他にもビーフカツもあるそうです。でも値段が安いゆで卵にしました。お値段だいたい800円相当ぐらい。

味は、玉ねぎの効いたクリームドレッシングのイメージで、ヨーグルトと緑の野菜スープで淡い緑色したソースが出来上がっていると、妻による分析結果でした。(実際に帰国後に妻は自分の分析したレシピでグリューネソーセをつくりました)

ゆで卵とこの緑色のソースはよくマッチします。ポテトはソースありでも、そのまんま食べてもとても美味しくて、どういうジャガイモ品種を使っているのだろうと、やはり妻が調理場あたりで材料を見つけた結果によるとメークイーンだった模様です。メトロポールではポテトは焼いて潰したものでしたが、その香ばしい味は最高です。

ちなみに、他の店ではどんな味だろうと思って、フランクフルト中央駅から徒歩10分にある、日本語メニュー完備の「バーゼラー・エック」でゆで卵バージョンのグリューネソーセを注文しましたら、メトロポールの「焼きポテト」ではなく「ゆでポテト」で出てきました。
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私としてはこの二つを比べる限り、ポテトの香ばしさがビールによく合うのが美味しくて、帰国してもまだ味の思い出があるため、メトロポールのグリューネソーセの勝利としたいです。
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日本語メニューのあるドイツ料理店「バーゼラー・エック」

トリップアドバイザーで紹介されていた「バーゼラー・エック」というドイツレストランでフランクフルト最初の夕食を食べました。
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理由は、中央駅近くを条件にネット検索すると、ここがヒットしたからです。
そのレストランの場所はここ↓を見るとわかります。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187337-d2025882-Reviews-Baseler_Eck-Frankfurt_Hesse.html
中央駅駅からマイン川の方に向かって徒歩10分ぐらいで着きます。

開店は午後5時と書いてあったので、混まないうちにと5時に店に入ったら、誰ーれもお客さんがいませんでした。
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6時近くになると、観光客と、フライトアテンダントと思われる人と、家族づれが来て、やや店に活気が出てきました。私達が席を立ったのは7時ぐらいですが、それまでは混んでいない模様です。

ドイツに来たらソーセージとアイスバインだと決めていたので、それらとビールを注文しました。
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ビールはすぐに来ました。
その後5分ぐらい過ぎてから店主が「今日仕入れたアイスバインはデカくて1ユーロ高くなるんだが、それでもいいか? ただしデカイぞ! 大丈夫か?」と聞きにきたので「・・・OK!」と返事したら、やっぱりデカイアイスバインがテーブルに届きました。
これがそれです。
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アイスバインはプルプルのコラーゲンたっぷりの豚の脚で、ちょっと独特な匂いがします。その匂いは台湾の屋台に行ったときに嗅いだのと似たようでした。

とにかくデカかったので、これ一皿食べきるだけで、お腹はポンポン、ビールは大ジョッキ二杯も飲んでしまったので、この日はこれ以上何も食べられなかったです。エクセルシオールホテルの部屋に帰った後でも、せっかくの無料ワインバーにあるビールは、お腹いっぱいでもはや飲めませんでした。

バーゼラー・エックの店内を見ているのも楽しいです。

壁にはいっぱいシールやメダルや、何だか分からないけど世界各国の旅行記念品が飾り付けられています。
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「あ!日本のだ!」と思ったら、ちょっと違う雰囲気、これは中国のものでしょうか?
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その招き猫の横の重厚な木の扉はトイレです。
しかし扉を開けるとこんな具合に地下に続くステキに音が反響する階段があり、19世紀にタイムトリップしたようです。
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