空港からフランクフルト市内までの、電車の乗り方

フランクフルト空港駅のホームは地下と地上に真っ二つに分かれた二箇所の乗り場があります。
frhof15081301

地上駅は高架になっている高いところで明るく爽やかな感じのホームが印象的!
ここはは特急列車が使うホームです。
frhof15081303

ホームから上にエスカレーターを上がると、もう空港のムードが漂っています。
frhof15081304

それと印象が違う各駅停車の駅は地下で、まさに地下鉄の駅みたいな雰囲気です。空港駅からフランクフルト中央駅までは各駅停車でも、特急に乗ってもどちらでも15分程度だから、地下駅を目指してとりあえずは進路をとればいいのです。
frhof15081305

ホームはすぐに分かります。
電車も比較的すぐ来ます。
だけど到着した電車の行先がフランクフルト中央駅でないとき「この電車ははたしてフランクフルト中央駅に行くの?」がなかなか見分けつきません。最初に来た電車は、なんだか知らない行先が書いてありました。駅にある路線図は綿密で細かくて、とても素人初心者日本人には読みこなせません。そんなことしている間に電車のドアが開いたので「とりあえず乗ろうか」と乗りかけたら、10分後にフランクフルト中央駅行きの長距離普通列車が到着予定である表示が目に入りました。なので一旦乗った妻をもう一度ホームに引き戻し、10分後のフランクフルト中央駅行きの普通列車に乗ることにしました。

私が最初の電車を敬遠したのは、はたして中央駅を通るかどうか「たぶん通るだろーなー」と自信無かったのもあるけど、その電車は日本の通勤電車に相当するSバーンの電車だったこともあります。Sバーンの電車は、大抵中央駅では地下ホームあるいは高架の上に到着になるので、重たいスーツケースをエスカレーターで地上まで移動させるのがたいへんだ!と思ったからです。

SバーンではないDB(ドイツ国鉄)の普通列車の中央駅行きは、地上の一等地みたいな「降りればすぐ駅の出口」みたいな便利なホームに到着します。重いスーツケースをエスカレーターでえっちらおっちら運びあげないで済むのです。
frhof15081307

ドイツの電車は日本の電車と違って、ホームより車両の床が高くなっています。だから重たいスーツケースを「ヨイショ!」と声に出して車両に載せるのがややたいへんです。これが良くないところですが、反対に良いところは、たいてい空いていることです。

Sバーンの電車はDBの電車に比べるとちょっと混んではいますが、それでも日本の込み具合と比べるとガラガラと言っても過言でないぐらい。座れなくてもスーツケースと一緒に立っているのは問題なく、中央駅まで15分だから、今まで飛行機で11時間も座りっぱなしで痛くなった足腰を伸ばしてリハビリするには立って乗車した方がいいかもでした。
frhof15081308

ちなみに日本では馴染みのない「中央駅」という呼び名は、ドイツではどの都市でもやたら使っていますので、そのドイツ語の略称「Hbf(ハウプトバーンホフ)」は覚えていると便利です。
frhof15081306

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です