ドイツでは、コンビニに行きたきゃ、ガソリンスタンドへ

日本人が便利に使い倒しているコンビニエンスストアは、ドイツにもあります。そのドイツのコンビニエンスストアは、ガソリンスタンドに併設されているのです。

comb01

 

今回はドイツ全土を訪問したわけでないから、ドイツ全般のコンビニ事情は分かりませんが、シュツットガルトのコンビニの在処をドイツ人の友人に尋ねたら「ん、あるよ。ガソリンスタンドに行くべきだ」でした。

 

日本でもガソリンスタンドにコンビニを併設しているところがありますが、あのような感じです。しかも店舗は「ガソリンスタンドにあるコンビニ」にしては大きいし、イートインスペースもあり、ビールやウィスキーまで売っている、本当に便利なお店。

comb02

 

店に入った雰囲気は日本のコンビニそのもの、という雰囲気です。

普段私はあまりコンビニ通いしません。値段が高いからです。しかし日本でもドイツでも安宿に滞在したときは、コンビニはとても便利。安宿ではビールや夜食を調達できないことが多く、だから旅にコンビニは本当に便利です。

 

おまけにドイツでは日曜日になるとレストランしか店が開いていません。スーパーマーケットもデパートも、雑貨屋もなにもかも日曜日と祝祭日は休みだと、どうもこれは法律で決まっているらしいですから、そんな事情を知らない日本からの旅人は不便のどん底に落ちてしまうことになるでしょう。

 

そんなとき、ガソリンスタンドのコンビニは頼もしいです。

全部ではないらしいですが、ガソリンスタンドのコンビニは日曜開店が例外的に認められているところがあり、私がシュツットガルト滞在中に通い詰めた店は、日曜も午後10時までやっていました。

 

店は日本と似た商品レイアウト。しかも賞味期限の迫ったケーキなんかはディスカウントして売ってました。

 

支払方法だけ独特です。

まず商品が入ったカゴをレジに置くまでは日本と同じですが、会計した金額を客が見て、紙幣やコインを客側に設置してある支払機に入れます。お釣りがある場合は、その支払機にお釣りが出てきます。つまり店員は高額紙幣以外の場合は現金に手を触れないのですね。これは最初は支払方法が分からず戸惑いました。それにレジ袋が有料です。買ったものにシールを貼ることもなく、そのまま手に持って外に出るみたいになりますから、マイバッグ持参必要です。

 

ガソリンスタンドは郊外でしか目につくところに無く、シュツットガルトの街中では主要駅にあるキオスクがその代わりをしてくれました。

 

シュツットガルト中央駅にはミニスーパーマーケットがありましたけど、それより小さいUバーンの主要な駅には品揃えのいい売店のキオスクがあります。ここで飲み物やお菓子やパンなどが買え、多くのドイツ人は夜8時頃でもそこでファストフードを買い、駅のベンチに座ってモグモグ食べている姿を発見。

 

中にはベビーカーで乳児を連れたお母さんらしい人も駅のホームでファストフードをモグモグ。その手に持つファストフードのボリュームもおやつ程度を超えて大きいです。ドイツでは夕食は日本みたいにたくさん食べるわけではないみたいなので、多分こんな駅ベンチでモグモグスタイルで夕食を手っ取り早く済ませる人も多いのでしょう。

 

それから家に帰り、子供を寝かしつけ、その後にバーに出かける大人も珍しくはないということらしいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です