ドイツの街中でトイレに入る場合、きっと高い確率で有料になっている場合が多いと思います。その使用料は1人一回50セント。約70円です。
マレーシアでもチップ制のトイレはありましたが、ビルの入り口近くの一番駆け込み易いトイレだけ有料で、上層階へ行けば無料でした。
でもシュツットガルトでは、写真の街中の公衆トイレ、駅のトイレ、デパートのトイレに至るまでことごとく有料です。でもさすがにお金を払って利用しているホテルとかレストランのトイレは無料でしたが。
特にデパートではトイレ入り口に係員が居て「50セント」と言い、払うと「ダンケ!」と言われる有人トイレになっているのです。
駅のトイレはコインを入れるとゲートが開く式の、まるで改札機のような機械があり、お金を持っていないと、たとえ限界(汗)でも入れません。そうなので、必ず50セントコインか1ユーロ紙幣はいつも持っているのが安全だと思います。
シュツットガルト中央駅の有料トイレは、もっと“やり手”で、トイレに入るには1ユーロ必要です。ただし半分の50セント分は、駅構内で買い物したら現金の代わりに使える券が出てきます。それも2ユーロか3ユーロ以上買い物しないとダメみたいで、1,6ユートのミネラルウォーター買ってこの券を使おうとしたら断られました。
この有料トイレのうち、有人トイレは旅行者にとってはちょっと便利でもあります。
例えば駅に着いてから目的地はどっちの方向にあるのか聞きたい場合、トイレついでにこのトイレ係りの人に「ここに行きたい。どの方向?」と地図を出して見せると「あっちだ!」と親切に教えてくれました。お金を払うから気兼ねなく聞けるということです。
係りの人はたいてい女性で、しかもドイツ語しか喋らない人が多かったですが、いかにも外国人に見える私が地図を出して「どっち?」と聞いたら、この人は行き方を知りたいんだ!と、日本人・ドイツ人でも以心伝心できるのです。
普通は、お皿にわざと?50セント置いてあったりしますが、先日ブレーメンのクリスマスマーケットへ行った時 デパートのトイレは、長蛇の列だったせいか、待っている間に見てると出てくる人は20セントしか払わず それで係りの人も黙認でした。そして係りの人がいるところなら入る前じゃなく後払いでもOKなのだと知りました。高速道路でWCしか無いような小さなパーキングエリアだと無料です。但し、汚くてよっぽどの緊急事態でない限り、オススメしません。
Chisato hashimotoさん、
クリスマスマーケットは、妻が次回に絶対に行きたいと言っていますが、
私は冬のドイツは寒すぎるんじゃないかと二の足踏んでいます。
だけどとても幻想的なんでしょうねぇ。
>お皿にわざと?50セント置いてあったり
あの50セントは「わざと」の可能性があるのかもですね。言われるように。
やっぱりドイツ人も「他の人のするように・・・」が気になるのでしょうか。