ドイツ人は「黒」が大好きのような気がします。
ドイツから日本に来るビジネスマンの服装は、まず黒のスーツ姿と相場が決まっていたし、冬になるとその上からこれまた黒のコートを羽織るのが定番。
今回もフランクフルトの街中で、黒のスーツ姿のOLをたくさんみかけました。
日本のビジネスマンは・・・「ドブねずみ色」とか言ったと思いますが、ドイツ人は黒が大好きなのだ!。たまたま入ってみた家電量販店で「ドイツ人は黒が好き」を確信する家電をいくつも発見しました。しかもドイツ車のようにピアノブラックのツヤツヤ輝くような黒と、ピカピカな鏡みたいな銀色の組み合わせ。よーく眺めているとこんな家電だったら日本で欲しくなってしまいます。
これはトースターです。
ドイツに住む友人に聞くとことによると、これは典型的なドイツ人大好きデザインで、
まず、使い込むほどに味わいが出るような、決して古びて品祖にならないオーソドックスなカタチ。
角が撫でたくなるような丸みを帯びている姿がいいのだそうで、磨くほどに深みのあるツヤが出てくると・・・
さらにスイッチ類も大事なポイントで、しっかり「カッチン!」と手ごたえがあるスイッチでないとドイツ人はダメらしい。
日本の家電はむしろ逆で、ペコッと動いて、まるでクリックする軽いタッチで操作する式のスイッチがついた製品がいっぱいありますが、ああいうのはドイツ人は好まないらしい。