リタ研ブログ 大庭夏男の早期退職法

リタイアメントの生活改善研究ブログ

セミリタイア分類学

      2017/05/08

セミリタイアタイプのまとめ、「セミリタイアってなんだ?」を考えるときの足しになるかと思い、書き出してみました。

1.働く日を減らして自由時間を増やす式

日本で一番多く見られるセミリタイアメントで、代表的例は60歳以降の再雇用制度を利用して今までと同じ会社に勤め、勤務日数を週4日程度に減らし、当然ながら給料は減るけど、自分が自由に使える日も土日以外にもう1,2日できた!というライフスタイル。

当の本人さんは「自分はまだ現役だ!ただ勤務日数を減らしただけ」と思っていられるから、現役感覚を演出できる、まさに「働き者の国、ニッポン」を代表するセミリタイア方法です。

この方法であればセミリタイアに転身するのは簡単、会社の再雇用制度に応募して「勤務日数は週4日でお願いします」と申し出るだけ。ただ週4日勤務がメニューにあればの話ですが。もし週5日で「給料だけは半額だけどいい?」って会社の説明にOKしてしまったら、それでは自由時間が増えないからセミリタイアメントにはならないです。

2.収入第二、自分の好みの仕事第一主義へ転身

「金稼ぐ時代はもう終わった」
という人は転職するとか、起業するとかで、収入よりやりたい仕事、
つまり仕事が「楽しくてしょうがない」職場に転身する手段が、探せばある!?でしょう。

昔、私の勤めていた一部上場企業の社長に「俺は引退したら幼稚園の先生になるのだ、園児に囲まれて頭ぺんぺんされるのだ」と言っていた人がいましたが、その人のその後はどうなったのでしょうか。。自給1000円でもそんな仕事に就いてくれていたらいいのですが。

おそらくこの種の方法が、一番セミリタイアとして成功するのではなかろうかと、私は思います。

3.趣味と実益式

「趣味がお金になったらどんなにいいだろうなぁ」
これはつつましい日本人が抱く、ジャパニーズドリーム。
アメリカンドリームに対抗できる日本の老後につつましく存在する「あるべき老後の姿」なのではないでしょうか。
たとえば趣味の盆栽の腕前があがり、作品が売れるまでになったようなケース

趣味を持つ人には誰でも参入できる敷居の低さが特徴ですが、課題はほとんどの趣味人が自分の趣味を「売ってみよう」と思わないか、売れると気づかない、あるいは売ってみたくても方法が分からないということだと思われます。

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セミリタイアの手法として、お金にな自分の趣味という、隠れたお宝残有量として大きな可能性があるセミリタイア手法でしょう。

4.デイトレーダータイプ

セミリタイアメントは、なんでもいいから毎日取り組む仕事が必要です。
なので配当金だけで暮らす式のライフスタイルは、それは完全リタイアメントのはなし。
デイトレーダーは毎日株価や為替動向を調べるというお仕事があるから、もし、それで収益が上がり、旅行や贅沢にまわすお金が賄えるならば、その暮らしぶりはセミリタイアメントに該当します。

ただ・・・
私はどちらかと言うと、この手法一点張りのセミリタイアはお薦めできません。リスクがかなり高いからです。なので他のセミリタイア手法とセットにするのがいいと思います。

 - その他, セミリタイアメントとは