リタ研ブログ 大庭夏男の早期退職法

リタイアメントの生活改善研究ブログ

「男の隠れ家」の見つけ方

      2017/05/08

前回記事で書いたように、会社を辞めて好きなことに熱中して暮らすためには、家族から見えない「男の隠れ家」が必要です。と、ここまで話を進めましたが、大きな課題はどうやってその「隠れ家」を見つけるのか?です。

話題に入る前に、「女の隠れ家」とどうして言わないのか?多分ですが、男性はオタク脳の傾向が強くて女性はコミュニケーション脳(きずな脳)の傾向が強いと、ネットでも記述が見つかるし、私は妻を眺めて自分と比較してこれは本当だ!と考えています。
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/131012/ecd1310121701001-n1.htm

なので、隠れ家が必要なオタク。隠れるなんかより外に出て多くの人と触れ合いたいコミュニケーション願望には隠れ家はそんなに重要でないかも?と考えて、あえて「男の隠れ家」に焦点を当てようと思います。

ネットで「男の隠れ家」で画像をググると、書斎、ガレージ、バーなども現れますが、ここで言う「男の隠れ家」は自宅にくっ付いていてはダメだと言わざるを得ません。理由は家族の目が届かない場所でなければならないからです。そのための候補は・・・

1.アパートかレンタルオフィスを借りる

始め易さ★☆☆☆☆ 実用度★★★☆☆

「好きなこと」のための工房やオフィス用に部屋を借りられる経済的余裕があるなら、検討に値するとは思います。私はリタイア前の勤務は単身赴任で、自費で部屋を借りてそこを居住兼副業オフィスにしていましたので、部屋を借りて自由時間と空間を得ることの効果は分かっています。でもその部屋代は最低でも月5万円は要るでしょう。レンタルオフィスは月2万円程度のものもあるからリタイアメントにも手が届きそうなコストです。しかし実際のレンタルオフィスを見た印象では、果たしてあの狭い空間で、しかも他人の動きが感じられる場所で、ビジネスマンでもない人が落ち着くのか??という疑問を感じます。

2.空き家の留守番

始め易さ★★☆☆☆ 実用度★★★★☆

たとえば離れて住む自分の親が介護施設に入ったので、その空き家を誰が留守番するの?というシチュエーションが起きた場合に、その誰も居ない実家の留守番を自分がしながら、そこを隠れ家にする手があります。その機会は偶然を頼るしかないのが欠点ですが、アラフィフやアラ還世代はそういうニーズは少なくないかもしれません。他にも世の中には様々な空き家と、そこを留守番して欲しいニーズがあることでしょうから、うまくニーズがマッチしたらコストをかけずに隠れ家を見つけることができるかもしれません。

3.ノマド

始め易さ★★★★★ 実用度★★★☆☆

街に出て、ノートPCを広げられそうなカフェなどで好きなことを、主にPCでするというノマドは「隠れ家」の候補になると思います。私は実際にトライしてみましたが、短時間集中で記事を書くなら役立ちますが、創造的なことはあまりできませんでした。それに長居できて遠慮なくPCでパチパチやれるカフェが日本にはそう多くないです。カフェ以外でも図書館の自習室も候補なのですが、私の住む関西にはなぜかPCパチパチ可能な自習室のある施設が見つからないのです。関東には点在していましたが。なので実用度が低いと考えていますが、場所によっては、特に海外ではノマドは実用に十分値するようです。

↓↓↓

http://gigazine.net/news/20140518-nomad-thai/

ただ、海外遠征では奥さんを連れて行くなら新しい問題も有り得るでしょうし、単身で行くならそもそもノマドしなくても住む部屋そのものでもいいのでは?

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4.女房元気で留守にさせる

始め易さ★★★★☆ 実用度★★★★★

私の隠れ家は、もっぱら妻が仕事に出た留守中の自室です。私が外に出るのと逆に、妻がお小遣い稼ぎの仕事にセッセと出るようになったので、私は留守中の自由という恩恵に預かっているのです。これは実用度が高いですから、私はこのスタイルを薦めます。妻に仕事に出ていただくのをどう実現させるか?が課題ですが上述のように、もしコミュニケーション脳の高い妻であれば、家に居るのはつまらないと考えるので、子も旦那も手を離れたとなれば、仕事に出ることに大きな障壁は無いかもしれません。ただ無理やり仕事に出すことはできませんから、運次第のところがあります。

5.深夜営業

始め易さ★★★★★ 実用度★★★☆☆

家族が寝静まった深夜にこっそり自室を「隠れ家」にする手があります。PCを使ってするなら、1日2〜3時間程度なら可能だと思います。その分日中は昼寝して寝不足解消をしておくわけです。最初に隠れ家に取り付くにはこれが一番即効性がありそうですが、日中は自宅でゴロゴロしている会社を辞めたお父さんを晒しているのが難点です。日中はボランティアなどでお茶を濁し、夜に本格的に好きなことをするなどの二毛作が必要になるかもしれません。

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