リタ研ブログ 大庭夏男の早期退職法

リタイアメントの生活改善研究ブログ

「好きなこと」を探すコツ

1.「好きなこと」は“得意なこと”の中から探して見つけると、長続きする
長い間会社生活に染まっていると「好きなこと」は変形してしまっていることがあります。
本当は好きでもないのに「これが自分の生きる道」と勘違いを起こして、そのまま自己研鑽を続けた結果「俺は不得意を克服した」と思っているような事を「好きなこと」と思っている場合があります。

私はもともと独りでコツコツ調べたり記録することが好きでした。
でも会社でどういうわけか、みんなを引っ張るリーダーになることに憧れ、不得意だった人前で話すことも克服して仕事をするようになりました。退職して通った再就職会社で改めて適性検査を受けてみたら、私は独りか多くて2,3人の中での仕事が一番高いパフォーマンスを発揮できる可能性がある、と言われました。つまりリーダーに憧れていましたが、それは本当は自分に合っていない働き方だったのでした。
そういう憧れは、好きな事なのかもしれないけど、自分の性格に合わなかったから、どうりで私の会社での仕事はいつも違和感満載で「疲れた〜」をいつも感じていたわけです。

なので、人生最後かもしれない長い自由時間にやる「好きなこと」も本来自分が持っている“得意なこと”の中から探すのがいいです。

2.「得意なこと」は自分が子どもだった頃の遊び方を思い出すとヒントが見つかる
子どもの頃「何をして遊んでいたか」よりも「どのように遊んでいたか」を思い出すと、自分の得意なことに行き着くことができるでしょう。

私の場合の「何をして遊んでいたか」は、虫取り、川遊び、自転車に乗って街を走ること、たまに仲間と基地ごっこをしました。
これらにほぼ共通することは「独りで遊ぶことが多かった」です。
なので私の得意なことは「独り遊び」だったのです。これは上述の適性検査の結果とも合っていましたので、本来の自分の得意は何かが分かったハズなのですが、会社で働いていた頃は「独りでコツコツ仕事ではダメだ」と悟り、本来の自分の性格そっちのけで自分を変えることばかりに目を奪われていたことが失敗でした。それで私は会社に勤める意欲が減ってしまいました。

自分でダメ出しするのは会社員時代だけで終わりにすることにしました。
今は本来に戻って、独りでコツコツとネットで文章を書いています。

でも子どもの頃にたまにした「仲間と基地ごっこ」は、少ないながら共同作業です。いくら独りでコツコツが合っていても100%それでは精神がダメになるでしょう。たまには他の人との“擦り合わせ”が必要です。

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