リタ研ブログ 大庭夏男の早期退職法

リタイアメントの生活改善研究ブログ

できなかったことが、できる可能性がある、リタイア後!

      2017/05/08

この記事、タイトルは奇抜だけど、記事内容を読み進めていくに従い「確かにそうだよな!」と気づくことがたくさんありました。本日はその「読書感想文」を記事化しました。
その記事とは・・・
↓↓↓
http://www.lifehacker.jp/2015/09/150902career_passion.html

「好きな仕事を追求せよ・・・」というアドバイスは「ひどい」という、この記事タイトルの理由は、どうも「そんなものでメシ食えるほど甘くねえよ」「好きだから長続きするもんじゃねえ」、極論するとこういうことのようです。上記記事にはもっとキレイな言葉で解説していますが、たまに年配者が若者の芽を摘むときに発せられる言葉そのものに思えますが、読んでみると一応納得はできます。

ではどうしたら良いか、その手段について上記の記事では説明されていて、ここがこの記事中のクライマックス。「確かにその通り!」と私も言いたくなります。そのクライマックス部分を意訳すると、こんな感じか・・・
・「お前の判断で進めろよ」と任されるか、自分がその仕事のトップであれば前向きになれる

・仕事の進みが目で見ることができるほど、前向きになれる

・奥が深くて日々発見があり「勉強しなきゃ」と思えれば前向きになれる

・仕事の結果に周囲や世間から評価があると前向きになれる

・世の中に役立っているなぁ、と思えれば前向きになれる

このような前向きになれる要素が、もし自分の好きなことに備わっていればいいのですが、上記の記事では否定的。「好きなことと、前向きになれることはあまり関係ない」と言ってます。

だけど更に読み進めると好きなことと前向きは、あまり関係ないのではなく「好きなことにもともと前向き要素が備わっていない」と理解するのが妥当な解釈と思えます。そのように読める、ちょっと難解な記述が書いてありました。

その上で、もし好きなことを仕事にしたいのなら、始めてすぐ嫌気がささないように、十分準備してから始めるべきだ、と解釈できる記述がその後にあります。つまり上述の「仕事に前向きになれるような要素を持てるようにすること」これが好きなことを仕事にする準備となるのでしょう。

でも記事では、そんなことは難しいから、別の方法をとるように導いています。その方法とは、自分が持つ長所、つまりひとに勝てる能力でやる仕事をやれ!とあります。これもごもっとも、ただしこのアドバイスは「好きなことで仕事をするなど、諦めて忘れてしまえ!と、たまに老経営者や堅物管理職が飲んで言う、あの言葉を思い出させます。なのであまり好感を持てるアドバイスではありませんが、これをセミリタイアとくっつけて、以下のように読み替えると、とても素直に喜べるアドバイスに変身します。

それは・・・
1.現役時代は金稼ぎがとても大事だから、そのためには「ひとに負けない得意分野」の仕事を追求した方が得策。

2.ただしその仕事は好きな仕事ではないことが多々あるから、現役時代は割り切って仕事にまい進する。ただしいつまでもやってられないから、早く切り上げる。すなわちアーリーリタイアする。

3.現役時代には、本業と並行してアーリーリタイア後に取りかかりたい「好きな仕事」のいくつかに照準をあて、それが家計的に、精神的に、環境的に続けて行ける仕組みを確立させる。

4.アーリーリタイアした後は、温めていた「好きな仕事」を始め、工夫しながら継続させる努力をする。つまりセミリタイアメントになる。

大庭夏男のケースで(多少しょぼいですが)上記を検証してみたら・・・

1.決してアタマは良くなかったけど(学校の成績そんなに上じゃない)考えることは得意だったので、工夫して、アイデアを出さないとならない仕事を現役時代にやりました。

というか、やらされました。多くはいわゆる、誰もやりたがらない「鼻つまみ」の仕事。みんな断るから「アイツにやらせとけ」と私にお鉢が回ってくるのです。その頃すでに私は機械技術者で大成する夢破れ「この後はお金のために会社員を続けよう」と決心していたので、こういう鼻つまみ仕事も引き受けました。そんな仕事は、どうやれば簡単に、手っ取り早く片付けるか、を日々考えなければならないのですが、それがたまたま私の性格には合っていました。

2.ただ、あまり長くは続けたい仕事でもないので、いつもどこかタイミング見つけて「次の仕事に飛び移ろう」と虎視眈眈としていました。

組織編成替えがのときがチャンスです!リストラもチャンスでした。既に早く会社を辞めてネットビジネスを!と考えていましたし、どーせ家族をそれで食わせるほど儲からない、とも思っていたので、将来生活費を貯めてからそのビジネスに乗り出す気でいました。たまたまリストラを受けたときがその準備完了タイミング。紆余曲折は多少ありましたが、アーリーリタイアメントになる道を選択しました。

3.会社に勤めているときから、ブログ執筆を始めていました。

最初は将来にネットショップ開業を目指していましたが、商品で商売すること自体は好きでないので、アフィリエイトで収入を得るブロガーが自分に合うと考えるようになりました。ブロガーはひとり仕事ですから全部自分でコントロールが効くし、記事をいくつ書いたかも目に見えて、表現方法やブログデザイン、人気の出る記事、アフィリエイト収入を多く得られるテーマなど奥が深いです。記事はアクセス者数が目で分かり、努力次第でそれが上がるし、コメントなどで記事への評価も読むことができます。これらは世の中にこの記事を探して訪問した人がいるという証であるから、特定の知識で世間に役立っていると思うこともできます。

なのでブログ作成に前向きになれました。

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4.というわけで、大庭夏男は、決してαブロガーではないけれど、自分の小遣い稼ぎぐらいができるブロガーとして、完全にはリタイアしていない「セミリタイアメント」になっていると考えています。

セミリタイアメントはビジネスマンと一線を画していて、好きなことを、好きな時に、好きなように仕事して、これだけでどこまで収入が伸ばせるか!ということに挑戦するものです(と大庭夏男は考えています)。

以上まとめると・・・

現役時代には、好きなことは温存しながら、そうではない競争力ある「稼げる仕事」でお金を貯め、同時に好きなことを継続できるように準備を続け、早い時期に会社を辞めて、その後は好きなことをビジネスにして終生楽しみながら仕事をする。こういうことが上記の記事から解釈できそうなアーリーリタイアメントへのステップのヒント!?となりそうです。

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