リタ研ブログ 大庭夏男の早期退職法

リタイアメントの生活改善研究ブログ

株式トレードという「家に居て得られる収入」を見直しました

      2017/05/07

「不労所得」はいいですよね!
働かなくてもお金が勝手に銀行口座に振り込まれるような不労所得。実際にそのような不労所得は年金、株式などの配当、預貯金の利息、特許料、印税などが代表格ですが、特許料と印税収入は誰でもできるお手軽さが無く、株の配当と預貯金利息は莫大な財産をつぎ込まなくては大きな不労所得が得られません。そう考えると年金は多くの人が受けられる大衆向け不労所得です。

不労所得に似て非なる収入は「家に居て得られる収入」です。
この「家に居て得られる収入」の代表格は、株式のインターネットトレードでしょう。
株式のインターネットトレードは、自分独りとインターネットにつながったパソコンがあれば、ネット証券会社で口座を作りそこへ軍資金を入金したら家に居ながらにして株の売買ができます。これを不労所得のひとつと言う人がいますが、株式のインターネットトレードは決して「不労」ではありません。

株式トレードは、株を買ってからの「ホッタラカシ度」によって、次のように名前がつけられ分類されています。
・デイトレード:一番短い期間の売買で買ったら少なくてもその日中に売り払うトレードなので、目はパソコン画面にくぎ付けになるトレードです。ホッタラカシ度はゼロ。だからサラリーマンでは無理なトレード。リタイアメントのみが許されるトレードでしょう。分単位で売買するかもしれず、スキャルピングとも呼ばれます。

・長期保有:デイトレードとは対極にある、ほとんどホッタラカシのトレード。基本買ったら買ったことすら忘れてしまうぐらいホッタラカシにしますから、いつ利益確定するかも分かりません。なにしろなかなか売らないので売買収入が売るまで出ないので、不労に限りなく近いけど肝心の収入がなかなか。だけど一旦売ったら大きな収入がある(といいなぁ)と期待させられるトレードです。

・さらにデイトレードと長期保有の間には、一か月以内ぐらいで売買するスイングトレードや、一年ぐらいは保有するポジショントレードなど、売買サイクル期間によって名前がついています。

上述のとおりサラリーマンにはデイトレードは無理だと書きました。サラリーマンはデイトレードする時間がありません。でもスイングトレードやポジショントレードする時間はありそうなものですが、実はサラリーマンが株を本格的にやることは思う以上に難しくて、逆にアラ還とかの「お年頃」になると株式トレードを始める敷居は低くなってきます。
その理由は・・・
1.資金が増える
少なくない退職金を受け取り、子育てが終われば、生活費という出物は減るから株にまわせるお金が増えてきます。

2.冒険できる
とりあえす毎日の生活費に使う予定のない「余裕資金」が増えてきますので、それを「株などというおっかないモノ」に賭けてもリスクを負えるようになります。反対に子育て中などの現役時代はそんなリスクにお金をなかなか晒せません。

3.収入に浮き沈みがあっても大丈夫
株の売買収入は年によってすごく変わります。昨年(2015年)夏までは簡単に収入が出ました。が、今年はかなりパソコンの前で「働かなくてはなりません」でした。それでも収入は昨年を下回るでしょう。でもそれでもリタイアメントは大丈夫です。どうせ「余裕資金」を操っているのなら、収入少ない年に生活が困ることはありません。ある程度の高収入でなければならない。

4.少額の儲けでも「うれしい!」
株でメシを食って行こう!だったら年に100万円儲かってもうれしくないでしょう。けど、余裕資金を操って年に100万円儲かったら、それはとてもとてもうれしくて、海外旅行に出かけて浮かれるほどになるでしょう。

まあ年に100万円儲かることはなかなかやって来ないけれど、株の取り引きに慣れさえすれば利益を出すのはそう難しいことではありません。

最初は株価が上がり始めたら買い、欲張らずに少し上がったら売って利益確定をする。私はそのように20年前に始めて、5年前までは100万円以内で株をやっていました。こうすれば仮に買った株がすべて紙屑になったとしても(今は電子取引なので株価がゼロになっても紙屑になるなんて言いませんが)100万円という痛い損はするでしょうけど生活がそれで破綻することはありません。そう「安全に」やっていました。

今は100万円を300万円に増やしました。
親の他界で相続した現金のうち200万円をさらに株につぎ込んだのです。

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株をやると、考えることがいっぱい出ます。
そのためにネットであれこれ調べまくります。朝の8時頃にパソコンの前に着席して、本日の情勢や評論家の予想や口コミなどを見まくり、今日狙いをつける銘柄を探し、9時の市場オープンから今日は参戦するか眺めるだけか、ジリジリする時間が10時半ぐらいまで続き、その後は売りの機会をうかがって午後3時の大引けまで、まさにパソコンにくぎ付けで、私はこれを「働いている」と考えています。

こういう暮らしはリタイアメントでなければできません。

今日は朝から株価膠着状態で、眺めるばかりになりましたので、眺めながらこの記事を書いていました。

私が株をやる目的と目標は、株式トレードに突っ込んだお金を年間10%増やして贅沢費を稼ぐことを考えよう!です。
もし年に30万円欲しいと考えたなら、資金300万円での株式トレードでなんとかなるでしょう、と考えています。年間10%増やすことは決して簡単ではないけれど、継続することによって、やり方によって、考えて工夫を重ねることで手の届く範囲にあるのではないかな。

 - 天職を自分で作る