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家計の「固定費」と「変動費」をこんなふうに節約したら・・・どうか!?

      2017/05/08

家計節約の王道テクニックのひとつに固定費と変動費に家計を分け、固定費を出来る限り減らす!ということがネットをググるといっぱい出てきます。
例えばコレ↓↓↓
http://allabout.co.jp/gm/gc/8231/

固定費とは毎月毎年、所有していれば払わなきゃならない費用のことで、例えば自家用車を持っていたとしたら自動車税とか車庫の賃貸料、車検費用のような、車を持っているるけど「全然乗らないよ」の場合でも払わなきゃならない費用のことです。この他に電気料金の基本料金なども電気使用ゼロでも払うものがあります。NHK受信料も・・・などなどいっぱい種類があります。

変動費は、やり方によっては払わないで済ませられるもの。例えばタバコは吸わなかったらゼロにできるし、車のガソリン代は走った距離によりけりだから、あまり乗らなかったらそれだけで節約可能です。こういうのが変動費・・・と言っても会社だったら経理部の専門家が上手にマネッジするからいいのですが、イザご家庭で固定費・変動費管理をやってみようとしても、すぐ「こんな場合どうすりゃいいの?」状態になってしまいます。

そこで、こう分けて考えたらどうでしょうか・・・

当ブログに以前投稿した「晴(ハレ)」つまり贅沢費と「褻(ケ)」つまり必須生活費と、固定費・変動費を組み合わせて、贅沢でしかも固定的に出る費用からやっつける。
koteihi15083101

こういう作戦は、ケチケチせずに、そこそこ節約生活するために相応しいのではないか!?と思ったので書きました。

1.贅沢費でしかも固定費なアイテムをやっつけよう!

「贅沢でしかも固定的に出る費用」とは、図の中に書いたように年中行事になってしまっている「ナントカ祝いの会」みたいなことがまず頭に浮かびましたので、それを例にしました。結婚記念日、お誕生日、新年会にクリスマス会などなど枚挙に暇がないほどこの国には「ステキ?な家族記念行事」がいっぱいあります。それぞれにことごとく安くないお金がかかり、しかも自動的に毎回毎回、年月とともにやってくるからこれはまさしく固定費です。

反対に、これらのいくつかをやめても・・・死にません。

だからできるだけ減らしたいましょう!と、記念日バスターズプロジェクトを家庭で立ち上げたらどうでしょうか!?

ただし、まあ2割減らせれば上出来で、いきなり半分にしたら家庭崩壊・家族断絶の危機が迫るから「できれば減らしたいなぁ~」ぐらいの精神でとりかかるのがいいでしょう。でも2割削減はできるのでは?これだけでかなり節約できます。

記念日バスターズの他に、車を手放す、デカい車から軽自動車に乗り換える、都心の家から地方に引っ越すなどで、意識しなかった贅沢から質素に移り、節約を果たすことができるでしょう。

2.生活必須な変動費の節約は「待て!」

上記とは真逆に、必須生活費で変動費に該当するアイテムをヘタに節約するとドケチ生活になってしまい家庭内がギスギス、生きた心地も低下しますから、あまりこの領域には節約の触手を伸ばさない方が賢明です。

なぜか・・・

この領域は節約し易いからで、ついつい節約攻撃を仕掛けてしまうことになりがちです。例えば毎日のご飯は量を減らし、腹八分目とか七分目でガマン!などと号令一下すぐに家族の食費を下げてしまえます。質を下げるのもこの範疇でしょう。

なので金欠に悩む人には即効性のある手法として、私も以前これに取り組んだことがありましたが、そうでもない人、たとえば生活資金に不足はないけど、な~んとなく心配だから節約して貯蓄しよう!なんて考える人が、この領域に手をつけるのはお薦めしません。むしろそこそこお金が使える人は、生活の質を落とさないために、少なくともこの領域だけは「いつも変わらず」の姿勢がいいと思います。

3.「たまには・・・」な贅沢は、した方がいい

割と判断が難しいのが変動費的な贅沢費。

私は海外旅行が好きなので、行けるときに大金使って行きますが、別に行かなくっても生きて行けるし困ったことにもなりません。そんな旅行にお金をかけてどーすんの?と疑問を持ち、ここを節約したとしたら、いつも自宅か近所の散歩ぐらいで時の経つのを過ごす日々が待っていることになるでしょう。

そーゆーのはリタイアメントの基本的生活態度だとは思いますが、もし旅行ができるお金が実際にあるのなら、それを使って贅沢旅行することは、気分を充実させるし、頭も使うし、視野も広くなるから、そういう意味でいいことがたくさんあります。だから「毎年海外旅行!」にしたら前述固定費的贅沢費になるから退治しなければまりませんが「思い立ったので旅行へGO!」は、そこそこ節約主義者にはいいと思います。

4.発見が難しいけど、生活に無傷で節約効果のあるのはこれ!

最後に固定費的な必須生活費用。ここはあまり節約できないかもしれませんが、トコトン調べて研究し、節約できるアイテムが発見されたら、節約総攻撃をかける場所です。

私としては税金がそのターゲットになると考えています。

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税金は適切に支払うと節税できます。なぜなら大抵は多く税金を支払うような仕組み(極め付けは源泉徴収)ができていて「払いすぎた税金は、もし申告があれば返してあげるよ」と言う制度になっているから、なーんにもしないでいたら、本来払わなくてもいい大きな額の税金を知らぬまま払っていることになっている可能性があります。

これを調べ上げて、事前に支払いを防ぐか、還付申請して戻すか、そういうことをする領域がここです。

このようなアイテムは、税金の他に、シムフリースマホにするとか、水道の「口径」の小さい契約にするとか、家族割りにするとか、いろいろ見つかるでしょう。

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