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マスメディアで見つけた、同志の記事 ライフプランのおはなし

   

今まで当ブログはじめ姉妹ブログにも投稿してきた記事の中で、私としては一番重要だと思うけど、読者がイマイチ集まらなかった記事があります。「キャッシュフロー表」というキーワードが入った記事がそれらで、いくつか書きましたけど、どうもイマイチ読まれません。

まーいいか、イマイチ読まれないなら続編投稿することもないか・・・と放置しておりましたが、マスメディアから下記の同類記事がリリースされているのを見ました。名称はライフプラン表となっていますが、中身を読んで分かるように、将来のキャッシュフロー見通しがギッシリ描かれたキャッシュフロー表そものもです。
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ライフプラン表という方法 日刊SPA!記事へのリンク

リンク先記事のメインタイトルの次にあるサブタイトルに“ライフプラン表を作って収支を把握。計画どおりに人生を実行”とありますが、
この部分が最重要!!!箇所です。

私は実際に会った友人知人の何人もの方々に「計画をたてて、その通りに人生を実行すれば間違いなく予定どおりの生活ができる!」と説明しましたが、異口同音に「そんなの無理!計画どおりになんて実行できるわけがない!」と一蹴されてしまいました。

彼らは勘違いしているのです。
一旦たてた計画は変更したらオシマイだ、というのはまさに勘違いです。ここが分かってもらえない。
計画を変更するときに“正しく変更すれば”変更後に正しい新しい計画ができますから、その新しく正しい計画どおりに人生を実行したら間違わない!のです。

“正しく変更すれば”という意味は、
変更したい事が、将来資金に悪影響を及ぼさないか?「こうしよう!」と決意したライフスタイル(これをビジョンと言います)と矛盾を起こさないか? 家族などの関係者はその計画変更によって悪影響が出ないか?
ザッとこのような検討をして「OK」となったら変更する、というのが正しい変更の方法です。

人生なんて10年経てば自分のやりたい事は変わってきますから、それに追従して正しく計画を変更することは必ず必要になります。もっと言うと変更の無い計画など無い!と言っても過言ではありません。大事なことは「まあ、いいか」でチャランポランに変更しないことでして、チャランポランにならないように人生の先までお金を見渡す道具が前述リンク先のライフプラン表であり、キャッシュフロー表なのです。

キャッシュフロー表はエクセルなどの表計算ソフトを使った将来のお金のシミュレーションですから、計画を変更したくなったときには元々の表のコピーファイルを作り、そのコピーを使って計画変更後のライフプランと必要になるだろう金額に書き換え、オリジナル計画と比べ、費用面では心配ないかどうかチェックできます。

もし費用が嵩み、しかしどうしても変更したい場合は、それをやる代わりに、あれを止めよう、という具合に将来家計の帳尻を合わせる変更も検討できます。
私はこれで、海外旅行に頻繁に行く代わりに、車を軽自動車に変更して帳尻を合わせました。大きな車に乗ることは私のビジョンではなく「今まで経験しなかったことをする」が私のビジョンで、そのために海外に行き、その経費を何とかするために車は軽自動車にして費用削減する。この方法をキャッシュフロー表を使ったシミュレーションではじき出しました。

極論すれば正しい計画の変更は何度繰り返しても大丈夫ですが・・・
実際は今年の計画はなるべく変えない方がいいです。変更する場合は来年以降の計画を変えるとした方が実際的です。そうしないと「原点」が何だったのかすぐ分からなくなるような気がするからです。

今日はたまたまマスメディアで類似記事を読み「同感だなぁ」と思ったので記事に引用させていただきましたが、私はもう友人知人には積極的にこの話はしないようにしています。

なんだか、この話になるたびに、場がシラケるんですね、なぜか。

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