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自販機設置会社のような「後方支援役の仕事スタイル」はリタイアメント向き

      2017/05/08

「忙しくなりたくない」人に向いた後方支援役しかやらないビジネスについて、私がやっていることを書き並べます。

商品ではなく「稼ぐ仕組み」を作って人通りのあるところに並べておくスタイルのビジネス

よくある例は自動販売機を設置する会社のビジネススタイル。

自動販売機は会社が設置し、専門業者が商品を販売機に補充、売れたら機械が代金を受け取り、業者から自分の銀行口座へ手数料が自動振り込みされます。なのでその会社は「どこに何の自動販売機を置こうかな?」とマーケティングをし、業者に販売機を設置してビジネス契約書を交わせば、あとは何もしなくても稼ぐことができます。いわばマーケティングだけに特化した会社のようなもので、会社のみならず、個人でもこのようなビジネスが可能です。

似たようなスタイルはリアルでは大家さんビジネス、本を出版するビジネスなどがあります。一方ネットではアフィリエイトビジネスやデジタル出版ビジネスなどの機会があり、それらの機会を活かすことができれば毎日忙殺されることはありません。どれをやるにもマーケティングと「稼ぐ仕組み」を設置することは要りますが、商品を売る、発送する、代金を回収する、などの業務は別の人や会社が引き受けてくれる土壌が既にできています。

なぜこのスタイルのビジネスは忙殺されないか?

出版を例にすると・・・
本の原稿を書くことは大変な作業です。何をテーマにしてどう書くのか?を考えることはまさにマーケティングそのもの。「稼ぐ仕組み」である原稿を書くところまでは自分でやります。しかし原稿を本に仕上げて販売する仕事は出版社がやりますから自分はやりません。幸運にもたくさん売れたら増刷も出版社がやってくれるので自分は印税で稼ぐことができる。一冊分の原稿さえ書けば、もはや自分は何もしなくても稼ぐことは可能なのです。原稿が書き終わったら海外に行ってもいいでしょう。

Writing Corner[Day154]* by Chapendra, on Flickr
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ただ一冊だけ出版しても印税はたいした稼ぎにはなりせん。二冊め、三冊目と原稿を執筆し続けるのがいわゆる職業作家の仕事です。プロの作家は「食っていくために」そうする必要がありますが、リタイアメント作家はそこまでする必要はありません。なぜなら生活資金はもう確保していますから「もの書きで食っていく」ほど稼ぐ必要が無いからです。なので気が向いたらまた原稿を書けばいい「羨ましい身分」なのです。

前述の自動販売機を設置するビジネスを始めたとしても、リタイアメントビジネスでなら毎日汗だくで用地交渉して歩くこともありません。自宅前に自動販売機を設置したら、在宅のまま客足を眺めながらマーケティングができてしまいます。

ネット上でも同じこと。

アフィリエイト広告で収入を得るにはそこそこヒットするブログなどを書かねばなりませんが、毎日必死に記事を更新しなくたってジワジワと収入は上がって行きます。つまり気が向いたらトコトン仕事して、気が向かない日は別なことして遊んでいてもアフィリエイト広告からは少しづつ収入が上がってきます。

私は上述の「自分が主役の仕事スタイル」と「自分は後方支援役スタイル」を比べたら、後者の後方支援役スタイルがリタイアメント向きだと思います。ネットで株式の自動売買をするのもこのスタイルに入るでしょう。

問題点と課題は・・・

あまり儲からない。儲かるまでに時間がかかる。「読み」の才能が要る。「書く」など固有の技術が要るなどです。

それから・・・
後方支援役の仕事スタイルでは実際のお客には会わないのがふつうですから、うまく稼げているかどうかチェックして改良する「カイゼン作業」が要ります。

アフィリエイトビジネスでは、ある日突然に売り上げが急伸したりゼロになることがあります。株式自動売買でも想像と違う結果で「見込み違い」の憂き目に遭うことも。そういう場合は結果に一喜一憂するのではなく、原因を調べて次への対策をすることがこの手のビジネスでは重要です。

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単なる趣味では作品の結果にしか満足できませんが、小さくてもビジネスにしたら原因調査や対策もマーケティング仕事のひとつとして“やりがい”が湧いてくることにつながってきます。しかしこれとて「飯を食うための仕事」ではないのだから、気楽に楽しく考えることができるところがリタイアメントビジネスの他に真似のできない長所。

その中でも忙殺されない「後方支援役の仕事スタイル」は、私は特にお薦めです。

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