リタ研ブログ 大庭夏男の早期退職法

リタイアメントの生活改善研究ブログ

セミリタイアメントの悩み:いくら言っても邪魔される

   

大庭夏男は、ネットビジネスと株式トレードで日々稼ぐ「個人事業主」ですが、本業のネットビジネスが年収30万円という「ゆるい起業」でしたから「セミリタイアメント」と自称することにしました。このように公言することで、私の立場が第三者にイメージされ易いだろうと考えたからです。好きな事を、好きな時に、好きなようにして稼ぐ起業家と公言したら激しく誤解されるだろうと考えて、セミリタイアメントと言っといたらちょうどいいと思ったからです。

しかし、最近になって困った問題が起きるようになりました。

セミリタイアメントの仕事中の日中に、長々電話がかかってきたり「明日はこれに出席してね」と、コワモテで我がゆるいビジネス時間に割り切んだり干渉したり、これが看過できない具合に至ってきました。

この問題、けっこう私は参っています。

そうなった原因は、思い当たること2つ、
ひとつは分かり易いだとうろ思ったセミリタイアメントも、やっぱりイメージされにくいから。

「いつも家に居るんだろ」「だったら電話ぐらいできるじゃないか」「会社で忙しく仕事しているわけじゃなし」「何かわかんないけど自分でやってる事ならそのぐらい都合つけられるだろ」と彼は言ってはいませんが、そう思っているのでしょう。きっと。

ふたつめは、そういう彼も退職シニアだから

「大庭夏男も退職者なんだろ」「だったら俺と同じはず」「俺は退職していつも自由時間があるんだ」「だからぜったい大庭も自由時間が俺と同じだけあるにきまってる」「たったら今電話しても大丈夫にきまってるじゃないか」と彼は言ってはいませんが、そう考えているんでしょう。きっと。

このように想像する理由は、私よりいくつか年上で、しかも再雇用して勤めている人に対して彼の態度は「今仕事中だけど電話してもかまへんやろか」などと、彼が非常に気を使っている場面を私は目撃したからです。そこから逆に推測すると上述のような想像というか被害妄想になります。

以前、彼には「いつも日中は自宅に居るけど株取り引きでデイトレもやっているからパソコンから目を離せないし、外出できないのですよ」「だからなるべく連絡や面会は夕方あたりにして欲しい」と言ったら、ちゃんと理解してくれたよううだったのに、先日7月4日に彼は突然トレード終盤の大事な場面で電話をかけてきて、切ろうにも切れない長話を始めたので、いったい何が言いたいのかとイライラしながら気を取られている間に午後3時になってしまい東京証券取引所は終了してしまいました。

電話は暴力の一種だと、以前聞いたことがありますが、まさにその通りで、これは堪えます。彼の電話好き&話好きは誰かには良いことかもしれませんが、私には彼の「短所」でしかありません。

彼が「どーでもいい人以下」であれば関係カットすれば片付くのですが、反面「とてもいい人&役に立つ人、さらには私にできない事ができる人」なので、居ないと困る、そういう人物だから私はなお困っています。彼にはいろんな人にパイプがあり「こんなことができる人いないかな・・」と呟いただけで、さっそく候補者何人かに話をつけてくれる、まるでどの人にもパイプでつながれている水道管のような人物で、こんな人材が私の前に現れたのは初めて!しかも人あたりが良くて人望が厚いのです。

いったいどーすりゃ委員会?
今まで私は、彼のそういう「良さ」のために短所の指摘をためらってきましたが、こんど「業務連絡みたいに短い電話にしてくれ!」と進言しなきゃしょうがないかも知れません・・・
彼はメールが使えません。ケイタイも携帯電話機でしかなく、さらにケイタイを携帯しないときています。

今日はこんな記事を書きながら、なんだか定年後の再就職者や再雇用された人々が羨ましくなりました。勤め人は電話がかかって来ても一言「今仕事中なんで、夜にかけ直してもらえますか」で一発解決できてしまいます。

セミリタイアメントの私には、そのような殺し文句がありません。

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 - セミリタイアメントとは