今回のドイツ旅行で、失敗したこと
2017/05/08
大失敗は幸いにもありませんでしたが、次回またドイツへ夫婦で旅行するときにまた同じことにならないようにしたいと思うことを集めました。
1.ドイツ入りする時間は夕方ぐらいにした方がいい
早い時間帯にドイツへ着けば旅行効率が上がるだろうと考えましたが、時差も6時間か7時間あって到着後は寝不足で調子悪いです。むしろ到着して早くホテルで寝られるように夜到着が良さそうでした。
今回利用したイスタンブール経由シュツットガルト到着のターキッシュエアラインは、現地空港に午前中の10時半頃到着しました。この時刻に到着できれば初日からかなりゆったりできると、そう考えてこの便を使うことにしたのです。旅行初日は疲れます。だからなるべく疲れた日はゆっくり早めにホテルに入ろうと思いましたが、そうなりませんでした。
シュツットガルト到着初日からたっぷり時間があるので、多少疲れは気になっていましたが街に出てあちこち回りました。でもこれがさらに疲労を生みました。ドイツの5月は既に夏時間が始まっていて、夜の9時になってもまだ明るいぐらいです。明るいからまだ時間は早いのかと勘違いして、つい長居になり「そろそろ帰ろうか?」とドイツ人の友人に言った時刻は夜の10時頃。私は疲れが出て頭痛がしました。妻も疲れて機嫌が悪くなりました。
今年のドイツの夏時間は3月30日に始まり、10月26日まで続くようです。
その間にドイツへ行くなら、夕方5時ぐらいに到着してもまだまだ陽が高く、初日は夕食を軽く済ませて近くを散歩し、その後に部屋に入ってちょうど陽が沈む感じでちょうどいいでしょう。
今回は到着するのが早すぎた感がありました。
2.ドイツは予想より寒かった
日本の関西では今年5月末でも気温は30℃ありました。朝でも20℃ぐらい。ドイツでは5℃ぐらい低いのですが「まあ5℃だもの」とタカを括って上着をあまり持って行かなかったのは失敗でした。午後6時頃になると陽がまだあるのにかなり冷えて、長袖のシャツだけでは体が震えるほど寒くなりました。
それなのに道行くドイツ人を見ていると、暑い上着やコートにブーツ姿の人も、半そでシャツ一枚で平気で歩いている人も同じぐらいの比率で混じっていました。『ドイツ人は温度感覚がバラバラなのか?』と思いましたが、ホテルでもこの気温に関する無頓着さがありました。
ホテルの部屋にはヒーターがあるのですがどうも冷房が無さそうです。
とりあえず今回は冷房は必要なくヒーターを使いましたが、これで室内が乾燥するし、寝ている間はヒーターは切って寝たいからと、毛布をもう一枚貸してくれないかとフロントに頼んだら「毛布はセキュリティー上の理由で貸し出していません。寒いならヒーターを使ってください」と言われ、一歩も引きませんでした。
理屈としては寒いならヒーターで暖かくしてくれ、は理に適っているのですが、ヒーターで暖房するのと毛布で暖を取る“微妙な違い”はきっとそのホテルオーナーには区別できなかったのでしょう? 毛布を貸すとそれだけ部屋の中に燃えやすいものが増えるから火災安全上、つまりセキュリティー上貸すことはしていない、というのも理屈としては合っています。そうではありますが、とにかく暖かければそれでいいじゃないか、というのは私どもからしたら不満の残るところでした。
3.携帯湯沸しポットを持って行けば良かった
今回泊まったホテルには部屋に歯ブラシも湯沸しポットもありませんでした。歯ブラシが無かったホテルは今までもにも経験がありますが、どういうわけか湯沸しポットは今まで行った全てのホテルの部屋に有ったものだから「そのぐらい今回のドイツでも置いてあるだろう」とタカを括ってわざわざ日本から持って行きませんでした。
どころがアッサリそのポットが無くて、いつも妻が夜と朝の楽しみにしている「お茶の時間」ができませんでした。私も朝起きたてはコーヒーが飲みたいので、シャワーのお湯を高温にしてそのお湯でコーヒーを飲みましたが、妻はそんな野蛮なことしません。
泊まったホテルは、私としてはまあまあだと思いましたが、妻の評価は「ブブー」というものです。妻は細かいことにこだわります。日本品質と比べたがります。上げ膳据え膳を好みます。この条件をドイツで探すのはもっと高級ホテルでしか対応しきれそうもありません。
これで一気に妻の機嫌が悪くなり「なぜこのホテルにした!」と私に文句を言いました。
後でドイツ人の友人に聞いたら、ドイツのホテルの部屋に湯沸しポットなど無い!ということらしいです。以前に携帯湯沸しポットを買ったものの、今まで一度も使いませんでしたが「これはドイツで使うものだったのか!」と改めて知りました。
4.私は懐かしさのあまり友人と話ばかりしていたのが妻は気に入らなかったらしい
これが今回のドイツ旅行で妻を一番機嫌悪くさせた失敗です。私とドイツ人の友人は元々同じ会社の上司と部下の関係だったから、10年ぶりに会って懐かしくて、車で観光地を巡っている間中、私は彼と喋りっきりになっていました。
妻は車の後部座席に座っていて・・・その間何を喋っているのか分からず、孤独でしかたなかったらしいです。
「懐かしいのは分かるけど、私のことを放ったらかしにして、たまには今何の会話しているかぐらい教えてくれたっていいじゃない!こんなだったらもう一緒に外国行かない!」だなんて怒られました。
これは確かにマズかったです。
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女性はコミュニケーション脳という脳構造になっているらしく、いつも周囲の人と会話して一体感が無いとダメらしいのです。妻を、というか女性を甘くみた結果でした。もし逆の立場だったら・・・と考えても男には女性を理解するのは無理です。私がもし逆の立場だったら、妻は友人と会話に夢中になっている間、車窓からの眺めを写真に写したり、地図と睨めっこして現在通過地点の解析作業に没頭して楽しんでいたことでしょう。男はそんなオタク脳だから女性の気持ちが分からないのです。
だからこういう失敗を教訓にして、次回は改良するようにしないとだめなんです。