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アラフィフ妻と行くお値段控えめ海外旅行 基本ノウハウ

      2017/05/08

長年一緒に連れ添った妻は、舌も肥え、夫を意のままに操縦する術も上手。リタイアメントの夫は下手すると楽しい旅行のハズがキビシイことになってしまうかと・・・

妻がよく言う“あの文句”
「あなたは一から十までイチイチ言わなければ分からない人ね!」
なぜか?はよく分かりませんが、妻は相手が夫でもお店の人でも、相手は一を聞いたら十を知るべきと考えているわけです。その点、日本の旅館やホテルは完璧で、まさにそれが「オ・モ・テ・ナ・シ」文化になっているのだと思われます。

が、海外ホテルではふつうはそう都合よくまいりません。ある程度格式の高いホテルでないと“言ったことしかやってくれない”のだと、私のつたない安旅行経験ではそのように感じています。しかし「それでいいじゃないか」というのが私の考え。妻はそれでは満足できません。言わなくても相手が気を利かせて取り計らうべきもの、と考えています。しかし一般の海外ホテルではこれは無理だから、代替え手段を講じなければ“旅行期間中に妻の機嫌が悪くなる”という悪いシナリオが発生してしまいます。そのためには・・・

1.現地でのオプショナルツアーは日系旅行会社を選ぶ

今まではH.I.S.の現地支店を選ぶことが多かったです。ニューカレドニアではそれが無かったのでサウスパシフィックツアーという日系旅行社にお世話になりました。それらの日系旅行社ではスタッフは現地の方々が多いですが日本人向けに教育&トレーニングを受けていて日本人のオモテナシ期待に沿える可能性が大きいです。

タイでお世話になったH.I.S.バンコク支店のバス
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そのバスで行った、「戦場に架ける橋」がある旧泰緬鉄道乗車ツアー
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ただ、現地スタッフにはこの“日本人の期待”はとても重たいらしく「日本人は応対が大変でしょ?」とカマをかけると「そ、そうなんですよぉ・・・」といろいろ泣き言が聞けるかもです。とにかく日本人はちょっとの事で苦情を言うし『それはあなた方旅行者自身で解決すべき事でしょ』と思っても、会社からは「そういう苦情にも対応せよ」と訓練を一応受けているらしい。なので、それに甘んじて妻の“一を聞いたら十を知るべき”期待にも応えられると思うのです。

2.初めての訪問地は旅行会社のパッケージツアーを利用する

ホテルでのオモテナシが期待に満たなかったら妻の不満は夫へぶち撒けられることになってしまうでしょう。それを防ぐにはホテルを五つ星の豪華版にするか、それをする予算が足りなければ少なくとも初回訪問時はパッケージツアーがいいと思います。

日本の旅行社の企画するパッケージは“うるさい日本人”に応えられるようなホテルを選んでいると思うし、ホテルの不満のはけ口を夫でなくて旅行社にすり替えるという手も選べます。それに、パッケージツアーは多くの場合は空港からホテルまでの送迎が付いています。この送迎は貴重なもので、送迎に添乗する現地のガイドに根掘り葉掘り様々な情報を聞ける実に良いチャンスでもあるのです。

有名かつ穴場な観光地やレストラン情報をそのガイドに聞く

妻は帰国後に“女子会”で旅行の話を誰かにするのが密な楽しみになっています。その行先は相手にも通じる知名度が必要です。妻が女子会で旅行話を始めたときに、相手が「何?○※△◇??初耳だけど・・・」では困るので、現地の有名な観光地へ上手に行く方法をガイドに聞いておくのです。
レストラン情報もキーです。日本でも知名度高い店を凌駕する店の存在と場所を聞き出しましょう。スイーツ系も同様です。なぜか妻は(女性は?)イングリッシュアフタヌーンティーセットみたいな豪華なスイーツを探していますので。

バスや電車、タクシーの乗り方をガイドに聞く

ホテルまでバスで街から帰るにはどこで乗ればいいのか?お得なバス券はどこで買えるのか?タクシーはメーター制か、乗る前に料金交渉か?それらに乗るときに気を付けることはあるのか?など予め質問をメモしておいて、ホテルまでの送迎中に聞き出すといいです。
これは街歩きをスムーズにできるか否かにもかかっている大事な質問です。

海外の同じところに何度も訪問するといいかも

気に入ったところには毎年でも滞在する。ホテルも同じところを利用する。こうしていると旅慣れて現地事情がよく分かって来るし、多少のことは自分達でできるようになるからオモテナシには頼らずに自力で暮らすことができます。

私どもの場合はマレーシアのペナン島が目下のところ“お気に入り”になりました。冬になって日本が寒くなる季節か、花粉の飛び回る季節にペナンへ“避難”しに行きます。ペナンに慣れたら空港に着いただけで和むものを感じます。

このようなお気に入りの場所を今後も見つけ出そうと思います。ジメジメした日本の梅雨にはニューカレドニアがいいかも!?とも思っています。

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