株で儲けられない凡人の焦り
「あ!そんな手があったのかぁ・・・」
凡人である大庭夏男はいつもそう思い、悔しい思いをするのでした。そういう例があったので、自分への戒めのため、今日はその事を書いて晒しておきたいと思います。
それは8月のはじめ、
オカモト(5122)という有名な会社がありまして、ここの株価が爆上昇しました。原因は中国の方々の「爆買い」。オカモトが製造販売するゴム製品の品質がすこぶる高くて、気持ちいいとか、破れない安心感とか「そりゃそうだなぁ、そういう高品質商品がまだ無いところに住む方々にとってオカモト製品は日本に来たとき是非お土産に買って帰って使いたいだろうな!」と、納得なのです。
だけど、中国人観光客の爆買いを知っている私は、なぜこうなることを、6月とか7月とかに「あ!そうだ!!」と気が付かなかったのか?
これが悔しい問題です。
私が凡人だというのは、
中国人観光客の爆買いはニュースでさんざん報道されているから知っていましたが、オカモトがその恩恵を受けそうなことに、まったくノーマークだったことです。
多分化粧品などは上がるとは思いました。なぜならテレビで化粧品売り場や薬局での爆買い風景を報道しているから。観光客が手にしているのは化粧品か紙おむつか、お薬。そういうものを作る会社の株は上がるだろうなぁ、と思いつつ、既に市場では高値になっているから手が出せなくて躊躇。
実はその薬局にオカモト製品もちゃんと置いてあり、テレビには映っていなかったけど、爆買い対象品目にちゃんと入っているのに・・・知らなかったなぁ。
やっぱり凡人の私にはそこまでの予見力が無いから、中国人観光客の爆買いのニュースを見たら、その薬局に行って、彼らが何を買いまくっているのか見て「取材」しなければならないかもです。
買いまくられている商品を作っている会社で、まだ株価が低いものが有望かも!
そう考えること自体が凡人の証拠なのでしょうけど・・・