老後2千万円に殺されない生活日記

老後の安心感を追求するお金ブログ

<備忘録>株式の贈与という手段があること

   

株式投資は自由になるお金があってこそ可能になる取り組みです。しかしふつうの人にとって自由じなるお金ができるのは子育て終了して住宅ローンも完済した頃、世代にしてアラ冠還といった感じでしょうか。

ところが自分がアラ還を越えて実感するのは「終末に備える」時期なのです。

株式投資をやっていて、短期売買で儲けを出し続けられる経済環境や腕前があったらいいのですが、かなりの長期にわたり保有している事態、つまり塩漬け株や盆栽株の存在が疎ましく思える。そういう時期が私の場合はアラ還とともにやって来たってわけなのです。

長期投資という戦略ははたして有効なのか?

投資関係のテレビCMでよく「時間を味方につける」とか「長期で運用」といった言葉を聞くたびに「果たして長期間経って多少お金が増えたとして、それで楽しめるのか?」と疑問になることがしばしばあります。もう若くない年代にとって長期は、それが終えた後に自分が健康でいられる保証はありません。そうなるとそのお金で楽しむことに限界があるでしょう。まあ株で儲けたお金を医療費や介護費に充てることはできますが・・・

株は生前贈与することが可能

生前贈与とは自分が生きている間に、他の個人へ財産を無償で贈与することで、株式でも贈与できます。

この株式生前贈与で、ひとつ期待できるところは、株の保有をたとえば親子二代にわたって長期保有できること!

さらに、株価が安いところで生前贈与すれば、年間110万円以内は所得税がかからないという制度を活用し、その金額範囲で多くの株式を所得税無しで贈与することができる。

このメリットを使うと、老後も利確をあまり気にせずに株式投資が続けられるのではないか。

さらに塩漬け株や盆栽株のうち、その銘柄起業の将来性や「突然噴火」などのお宝性が期待できる場合は株価が安い間に自分の子どもなどに渡しておき、収益を有効利用してもらうような「子孫繁栄」への楽しみも得られるのではないか!?

こんなふうに考えました。

ではいったい株式の贈与っていうのはどう手続きするの?

株式は親族へでも他の人へでも贈与できます。証券会社ではそような手続きを用意しています。ただ書類作成が必要です。そのへんの手続き一般は、以下のサイトで説明されていますから下記リンクを参照ください。

株式の生前贈与は相続対策として有効? 計算方法や手続きを解説 (相続会議サイトへのリンク)
↓↓↓

https://souzoku.asahi.com/article/14230567

ちなみに私のお世話になっているauカブコム証券サイトではどうなっているんだろう?と「auカブコム 株式贈与」というワードで検索してみたら、

この証券会社では親族間の贈与については自社口座間でも他社へでもネットで可能。必要書類の書式もネットから取り寄せ可能なようですが、親族以外はネットではできない模様でした。

この株式の生前贈与、70歳を超えたら始めようかと思いました。

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