老後2千万円に殺されない生活日記

老後の安心感を追求するお金ブログ

とうに卒業した「ミニ株」を活用してみようと思うわけ

   

「あれよ、あれよ」という表現があります。私は実際に口に出して「あれよ、あれよ」などと呟いたことはありませんが、先日のトランプ相場のときに、まさに画面を眺めて呆然とした状態は「あれよ、あれよ」だったと思います。
Donald Trump

相場の下げこそ「買い!」だと思い、クリントン候補劣勢のニュースを聞いてからは手ぐすね引いて買いを狙っていました。しかし相場の下げは3日ぐらいは続くと思っていたから、1000円下げても「まだ手を出すべきではない」と我慢した結果、翌日の前場寄り付きでアッ!ちゅう間に1000円上げた相場の動きに、まったくついて行けず、まさに「あれよ、あれよ」と思っている間にすっかり買い場は失われてしまいました。

株式トレードサイトでは、評論家が「一気に買わずに打診買い・・・」などと書いています。これは下げがすぐ反転するか、しばらく続くか分からないとき「少しづつ株を買い増す」というナンピン買いの一種ですが、実際に単位株でこれをやろうとすると、すぐに私などの小資金現物主義株トレーダーは資金不足に陥ってしまいます。

たいていの株は100株単位のため、たとえば最小単位で1000円の株を買っただけで10万円使うから、これを買い増して500株まで集めたら50万円もかかります。だから「打診買い」は言うのは簡単ですが、実際にやり難いです。

ただ、証券会社では「ミニ株」とか「プチ株」という売買方法が用意されていて、単位株の10分の1で売買することができます。プチ株の売買は前場か後場の寄り付き値でしかできないなどという制約条件があって、取引時間中のリアルタイムで売買できない不便さもありますが、プチ株の買い増しで単位株になれば、そのときから普通の取引に切り変わり、リアルタイムで売れます。

こうしたら相場の急落のときに、狙った株をとりあえず10株とか20株で買い、下げてきたらまた10株買い増して、上げてきたら単位株にできるまでの不足株数を追加買いし「ドルコスト平均法」みたいに底値買いはできないけど、今回のトランプ相場のような場合でも、まあまあ安値で買え、「あれよ、あれよ」は防げたかもしれない・・・と思って、

反省しています。

 - 株式投資について ,