証券口座を開設したら、安全株から買ってみて
「株の歩き方」を練習しなければ安心して株トレードできません。
株トレード入門者は、安全株で「株の歩き方」を練習してみることをお薦めします。
下がったとしても「少しの下落で済む」または「急に下げない」、こんな株をまず買って、とりあえず値上がった後に下がってくるようなら売る、とこんな調子で、株を売り買いして儲けることはどんなものか体感してみることが初級者第一歩ではないでしょうか。
ではどのような銘柄を証券口座を開設して第一号に買ったらよいのか?
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が、その安全株の代表格ではないでしょうか?
理由は・・・
東証1部銘柄で、企業規模はとても大きく、有名で、大手で、日経225採用銘柄だから、まず近々に会社が傾く心配はしなくて済むから。
私は15年ぐらい前にネットで紹介された「日本コーリン」という株を買って倒産に遭ってしまい、20万円ぐらいパーにした経験があります。株価の動きや評価を見ていれば危機は事前に察知できたかもですが、入門者はそれが難しい。なのでそんな危機が少なくて株の動きに追いつく練習をするためには三菱UFJあたりがお薦めです。
ただ、銀行株は日銀やアメリカFOMC(連邦公開市場委員会)が何か発言するとそれに即応して上げ下げが出やすいです。しかしそんな上げ下のビックリはどの株でもいつでも付き纏う株の特徴なので、ついでにそれに慣れる練習もしましょう。下げてもまた上がってくる、上げてもグズグズしていると下がってしまう、そういう体感練習が効果的です。
このような安全株は三菱UFJ以外では、トヨタ自動車(7203)を思いつくと思います。ただトヨタの株価は6000円以上もします。三菱UFJでは600円前後です。トヨタの株を買おうとしたら三菱UFJの10倍のお金をつぎ込まなければなりません。そのお金は「余裕資金」でないといけないです。
株価は安い方が買う資金は少なくて済みます。が、安い株はそれなりにしか株価が上下しませんのであまり儲からないかもしれません。あまりに値動きが少ないと売る練習ができにくくなりますから、私は500円から1000円程度が練習台としていいのではなかろうか?と考えています。
そういう意味で三菱UFJが初級者に向いていると思っていますが、決して「儲かりますよ」という意味ではありません。株は儲かるときも損するときもありますから「なるべく小さな損してそれより大きく儲ける練習をする」と思ってやった方がいいです。最初は「損」つまり、俗に言う「授業料」も出てしまうことがしばしばあります。
Let’s 慣れましょう!