老後2千万円に殺されない生活日記

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未知との遭遇! TOBキタ!

   

N・フィールド(6077)という訪問看護事業を展開する企業がTOB(株式公開買い付け)されることになりました。この銘柄は昨年末、12月決算前に買いました。買った理由はクオカード2000円分が優待でいただけるから!という軽い気持ち。それが縁で買い、たまたま保有続けていたところTOBという未知との遭遇になってしまいました。

公開買付代理人は野村證券。この情報は同社サイトのIR情報で詳しく読めますが、この情報自体を知ったのはYahooファイナンスで持ち株値動きをウォッチしている最中、ある日突然にストップ高になったので「ん!どうした??」と思い、掲示板書き込みを見てTOBされたことを知りました。

持ち株がTOBされた経験なんて今回初!

そのTOBが来たら、いったいどうすりゃエエのか?とか、まったく知識無しの初体験だったもんだからちょい焦りました。

焦りましたが、6077の掲示板を眺めるにつれ、私の場合はそう慌てなくても良さそうだということが見えてきました。

今回のTOBは買い付け価格が一株あたり1200円。これに対して私の購入価格は900円程度だから、買い付け価格の方が上。つまり損は出ないだろう!?と見て良さそうだから、今回は慌てる必要無さそうだと書き込み内容から分かってきました。

つまり、野村證券は1200円で買うということなんだから、その値付近まで株価は上がっていく。だからTOBにて買ってもらう必要も無く、市場で1200円付近で売れるだろう!と見えたので「ではそうしよう!」と私は思い、実際本日市場ザラ場で1197円で全株(といっても100株ですが)をスンナリ売って3万円程度の利ザヤを稼ぐことに成功しました。

私は幸いにして公開買い付け価格より低い買値でしたが、これより高い買値だった株主は、いろいろネットを調べたけど、これはもう諦めて1200円内外で手放すしか実際的な手段は無さそうです。こうならなくて私は幸運だったけど。

掲示板では、もしかしたら1200円以上の買値が付く場合もある、とか書き込みありました。買い付けのライバルが現れた場合はそうなるだろうということなんだけど、私はこの可能性には賭けませんでした。

買い付けが終了したら同社は完全子会社になる見込みなので、そうなると持ち株を手放すには野村證券の口座を作り(私はそれを持っていないので)そこに株を移して換金する必要に迫られそうですが、この手続きはそう簡単では無さそうです。やったことが無いから詳しく書けないけど。買い付けは全株を強制的に買うとは書いた文言が見当たらないから、野村ではない証券会社の口座にある同社株は宙ぶらりんになるのでしょうか??

それは困るので、1200円超えの高値がつくかも?な欲も捨てて、本日場中に成り行き売り注文にて処分しました。

今回の未知との遭遇で得た教訓は、

1.持ち玉の値動きは毎日チェックして予期せぬ値動きが有ったら必ず理由を確かめておくこと。

でないと、TOBされたことも知らないままずーっと時が過ぎたら、売るに売れない配当もつかない、もちろん優待もないまま宙ぶらりん株を保有するところだったかも?

2.値動きをチェックするに合わせて、掲示板の書き込みも読んで情勢を理解しておくこと。

もちろん掲示板書き込みは玉石混交だけど、感度の良いレーダーになっているのも事実なんです!

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