老後2千万円に殺されない生活日記

老後の安心感を追求するお金ブログ

投資信託で損する人は、自分自身で売り買いタイミングを見ないから!?

   

投資信託は証券会社の他に銀行でも購入可能です。これは今まで金融商品に手を出したことが無い人にはとても入門ハードルが低く、特に定年退職あたりの人は退職金を運用して増やそう!という意気込みがあるので、入門ハードルが低いことはいいことです。

きっと銀行窓口で説明を聞くと、投資信託は株と違って、投資のプロが運用すると言うだろうと思います。これで勘違いする人がいるのですね。

運用はプロがするから、客はプロに任せておけばよい。その結果、その投資信託商品を買ったことすら忘れるぐらいの長期投資をすることがままあります。特に毎月分配型という、毎月毎月分配金が銀行口座に振り込まれて来るタイプの商品にこの長期投資という名の、ほったらかしをする人があるみたい。

しかし、それは間違いです。

投資信託も株と同様に、毎日お値段(基準価格といいます)が上がったり下がったり変動するものなので、株とまったく同じく「安いところで買って、高いところで売る」運用を自分自身でしないことには儲かりません。

そういう意味で、投資信託は入門ハードルが低くて安全ぽく見えますが、実は株式投資のように、できれば毎日でも今日の基準価格を見て、分配金込の損益も銀行から送られてくるか、銀行のwebサイトに載っている報告を見て、売り時を察知して、チャンスまたはヤバイ!と思ったときには売りを執行することがとても大事なことです。

毎日の基準価格は、たとえばyahoo!ファイナンスでも投資信託銘柄で検索すると見ることができます。

そのようにしてお目当ての基準価格を調べて、買うときには銀行窓口で買ったらいいと思います。銀行窓口で投資信託を買うと、お土産がいただけるからです。
しかし売る売るときには、私は必ずその銀行のオンライン取引で素早く売りを執行するべき!だと思います。

銀行で売る場合には、窓口に行き、順番を待ち、書類を書き、などで時間がかかりますから当日の15時に売る(投資信託の場合は解約といいます)のに間に合わないことも出ます。そうすると売りは翌日回し、これは特に下げのキツイ時期にはせっかくの利益が吹っ飛ぶ可能性もありますから、買いは窓口で、売りはネットで、とするべきだと言えます。

投資信託だからといって、銀行さんにお任せしておけば間違いないから・・・などと決して考えないようにいたしましょう。

 - 投資信託について