自給節約に貢献度大きい！ DIY「手作り」
2017/05/08
日曜大工は料理を自分で作ることとよく似ています。「自炊」は食費が節約できるように・・・
趣味的満足度★★★★☆
家計節約度 ★★★★☆
農家は野菜や果物を栽培する能力に長けているだけではありません。かつて「私が町おこしボランティア」で知った農家の人は、もはや簡単なとは言えないような規模の大工仕事を自分でやっていましたし、別の人は畑に自分で井戸掘りをしていました。工務店に頼めばプロの仕事で完璧にやってもらえますが、自分でやったら材料費だけで済んでしまうから、大きなものを作れば作るほど、節約は大きくなるというのが「手作り」の節約です。
野菜栽培のようにモノを自給するのではなくて「製作する」というサービスの自給をするのが「手作り」ということになります。
日曜大工は、目立たないところからやるべき
「DIY」と聞けばホームセンターを思い出し、そのお店に入ると日曜大工の道具や材料がいっぱい売られています。私はあの姿を見るにつけ「日本にはこんな大量のDIY商品が売れてしまうほどたくさんの日曜大工さんがいるのだ！」と思って感心します。ホントにたくさんの日曜大工趣味の方々はいるのでしょうか？
私は日曜大工が趣味のひとつですが、妻は私の作品を歓迎しません。私の作ったものは「見栄えがダサイというのが妻の評価です。
１０年前に自作したパソコンラックは「ダサイ！」と言われました。
その理由は私は細かい丁寧な仕事には向いていないからなのでしょう。そういう私と同じような性格の人は、目立たないところのDIYをしたらいいと思います。納屋の中の収納、押入れの中の棚、納戸の中の物入れなどを、コンパネで作る。そういうDIYはコストパフォーマンス良く家計を節約してくれます。節約効果は一作品作る度に数千円にもなるかもです。でも要らないものまで作らないようにしましょう。
やや作品の品質が向上したらエクステリアをやるといいでしょう。ウッドデッキや庭の柵などです。エクステリアは多少細部が雑な作りでもインテリアほどは目立ちません。ウッドデッキを手作りしたら節約代は数万円から十数万円にもなるでしょう。
自作したウッドデッキの自分で修理しているところ
インテリアは難しいです。家のステイタスにも影響しますからデザインも重要になります。ここは無理せず家具を買うのはいいかと。ただ、家具のリフォームという、まさに売っていないDIYだからこそできる作品あります。これはもはや節約というより芸術的趣味でしょうか。
手料理は立派な「手作り」で節約効果も大きい
加工していない食材から料理を作るとかなり節約できるようになります。当然、加工していない野菜や生の肉とか魚は加工費が要らないから安いのですね。そういう食材ばかりで毎日料理することは時間がかかって大変かもしれませんが、お金を使う代わりに時間を使う正統派の節約です。
多くの「手作り料理」は美味しい味のため、とされているようなのですが、私は味も無視しているわけではないけど「節約のための手料理」もアリだと思います。そのためには激安スーパーで調達する食材を使い、バーゲン品を見て料理をその場で考えて合わせる食材を買い足すなどの即興力も必要になるでしょう。食材は味重視なら松坂牛に手を出すかもですが、節約志向の手料理では輸入鶏のムネ肉でいかに普通以上の味を引き出すか、に注力します。
税申告や相続手続きを自分でやるのもDIYの一種
これも節約代はかなり巨大です。相続手続きを代行してもらうと数十万円から１００万円ぐらいのお金を代行業者に払うことになります。これだけで軽自動車が買えてしまうほど。
実際、父の他界後に自分でその手続きをしてみましたが、面倒ではありましたが、そんなに難しいことはありませんでした。
相続の税申告手続きは参考書がたくさん売られています。固定資産譲渡の手続きは難しい印象がありますが、法務局に行けば説明窓口があり、親切に教えてもらえました。
この件についてはノウハウがいろいろあったので、それ専用のブログを過去に作りました。以下がその当時のブログです。
↓↓↓
「お葬式と相続のてつづき日記」http://s0uz0ku01.seesaa.net/
退職後にDIY「手作り」をすることは家計の節約が進む他に、時間のかかる趣味、または日課をすることになりますから、会社に行かない長い自由時間を退屈しないで過ごせる手段だと見ることもできるでしょう。それに材料を加工するための創造力も要りますからボケ防止にもなるかも。まさに一挙両得です。
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がしかし、ボケ防止であればテレビゲームをするのも効果的という説http://woman.mynavi.jp/article/130909-015/があるようですから、「手作り」は面倒だし、自分には節約しなくても十分暮らせる貯えがある、と思うようであれば別の手段があります。なにしろリタイアメントは自由な身ですから、自分に一番合った暮らしを探し回ることが大事ではないでしょうか。
ちなみに、写真は要らなくなった洋服ダンスを改造して自作した机。ここで毎日ブログ書いてます。
