老後2千万円に殺されない生活日記

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この1年間、株のチャンスをモノにできなかった、その理由

   

敗者の弁を晒すことになってしまうけど、これは記録して次回に同じ過ちをしないようにと、そんな気持ち。

株式市場は新型コロナ勃発後に急落し、2020年11月の今日時点で日経平均株価はバブル崩壊後の最高値更新を果たすまで回復しました。

素直に考えて、この事実は、この1年間は株で儲ける大きなチャンスであった!と言えます。しかし株をやっていさえすれば誰でも儲かる?というものでないことは私自身のパフォーマンスが非常に低かったことで実証できます。

きっと今年の3月から株を始めた方々は「なんだ、株で儲けるのは簡単じゃないか!」と実感したと思います。一方株の自称ベテランは案外苦戦を強いられた方々も少なくないのではないでしょうか? 

私自身の株パソフォーマンスが低かった理由は、2つあります。

ひとつめは・・・

急落の主役グループの中の銘柄を買い進に出ることをしなかったから

確かに新型コロナ感染拡大懸念が毎日のように報道されるようになった3月頃と、その直前の株価を比べると、日経平均もTOPIXもジャスダックもマザーズも、どのグループも急落していて区別できないですが、

自分が買った時期の各グループの平均株価と、3月時点を比べると、日経平均以外はすべて下げの途中でまた大きく下げました。そんな中で日経平均だけがヨコヨコから下げました。

つまりTOPIX、ジャスダック、マザーズ、は上昇推力が落ちている中でさらに推力低下があったから、いまだに2018年初あたりの下げ始め価格に戻らないのでしょう。しかし日経平均はコロナだけが推力低下要因だったので今日、目だたくバブル崩壊後の高値を記録するまで回復できたと思えます。

やはり、上げトレンドに変化したことが見えてきたら、買いに出動しなくては儲からないことは間違いないでしょう。もちろん買った銘柄が期待外れになるリスクは株をやる以上はいつでも付き纏うわけですが。

そんな中で、自身の持ち株はというと、ジャスダックとマザーズがほぼほぼ全てになってしまっていて、谷が深すぎていまだに山に上がり切れないヤツばかり温存していた! これが私がこの1年で儲からない最大の理由だったと考えています。

ただ「きっとそういうことなんだろうなぁー」とは察しがついていたのですが、下げの中で買い進めたのは2銘柄。なぜもっと積極的に買わなかったのか? これが、ふたつめの理由です。

損切りしなかったから、買い進める気力に大きなブレーキがかかった

損切りしないでいると、いつまで経っても成長しない「盆栽銘柄」が必然的に残るようになる!については過日に当ブログで記事にしました。

ふつう損切りする目的は、次に買うための資金を準備するための方法のひとつとして紹介されることが多いようですが、個人投資家で「自称」付きのベテランには損切りしないで盆栽集めを消極的とはいえやっている方々は多いかと思います。

しかし毎日盆栽を扱っていると、もう損を増やしたくない!という強い気持ちだけがすくすくと育ち、損したくないから買わんとこ!と思ってしまう。そんな心理的効果が生まれやすいのではなかろうか?と私はつくづく思い知らされました。

今年はアメリカ大統領選挙があったし、新型コロナ感染の将来がどこまで、いつまで収束しないのかも見えないから、毎日毎日市場を眺めているだけで過ごすようになる。決して買わない! 盆栽が売れたらそのとき買おう! こんな根性に陥ってしまうわけですね。

だから損切りしないで盆栽収集家になることは、せっかくの儲けのチャンスを、分かっちゃいるけど買い進めない病に侵されているのかもしれないです。

では、今後は・・・

そうやって損切りをするか? 自身が実行できそうな損切りの方法を決めなくてはイケナイ!と思っています。

具体的にはまだ決め切れていないけど、ひとつ益出しできたら、利益と同じ程度損を出している銘柄を抱き合わせでひとつ売る、こんな作戦が良いんじゃないかなあ?と、そんな気がします。

この続きはまたここで書くことになるでしょう。

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