「記念」に株を買って失敗しました、というはなし
昨年、私は京進（4735）の株を買い込みました。
しかも309円で「安い！」と思いましたので500株買いました。
ところが今の株価は300円になかなか届きません。一瞬届いたと見えてもスグ下がってしまいます。出来高も閑散としています。これは失敗です。
今にして思えば「何でこんな売り難い株を高値掴みしたのだ」と悔やまれますが、買った当時は意気揚々でした。
実は私、当時は学習塾を知人と一緒に開業しよう！なんて構想が高まっていて、その学習塾開業の「記念」として、同じく学習塾で名をはせている京進の株を買ってしまったのです。
当時は２０１５年の７月でした。まさかその１か月後に日経平均急落に襲われるなんて思いませんでしたから、ジリジリ上げている京進の株を「これは塾開業にあたって記念になる株に違いない！その株をやれば京進の経営も垣間見るきっかけになり、やがて自分の仕事にも生かされるに違いない」などと勝手に思い込み、500株も買い込んでしまいました。
京進は、近所の学習塾の中では有名です。送迎バスも頻繁に走り回っている大手学習塾なのですが、株の世界ではあまり目立たない株です。
今日（7月14日）の出来高は、たったの4300株しかありませんでしたし、掲示板への書き込みも数日に１件ぐらいしかありません。
その掲示板には「京進、東京に保育園を開設・・・」などと書かれてあり、待機児童ゼロを目指す政府や東京都方針とも合致するだろうから「保育園銘柄」で爆上げすると思いきや、そんな雰囲気全然株価や出来高からは感じられません。
まさに馬耳東風な株なのです。
いつの日にか仕手株化して爆上げするんじゃないか？と「夢」を想いながら今日も340円で売り注文を継続していますが、いったいいつ売れるやら・・・
やっぱり株はこんな私みたいな「記念品」として「あ！近所に京進のバスよく走っているから、あの株買おう！」なんて買うもんじゃないです。
もしかしたら京進の株はあと１年間の間に首尾よく340円で売れるかもしれませんが、仮にそうなったとして500株の儲けは２年かけて１万数千円ですね。割りに合いません。
私は年に合計数十万円儲けたいのです。