老後2千万円に殺されない生活日記

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株主優待は、個人投資家には大事だよ!

   

ユダヤ人が商売に強い理由は、古くから彼らの成功哲学「タルムード」に学んでお金の知識を得ていたからだという説があります。

このタルムードの中に「レストランに行ったら、ウエーターに一番近い席を取れ」という格言があるそうで、ウエイターに近い席は遠い席に比べて、呼べばすぐにテーブルに来るからサービスがたくさん受けやすい! 合理的な行動を促す格言なのです。

これを株式投資に応用したら・・・

サービスがたくさん受けられる銘柄の株を必要量だけ買え!

こういうことになるかと思いました。

改めて私の持ち株銘柄を眺めると、このタルムードに合っていないものが多過ぎる!と、改めてため息が出ました。一攫千金狙いの配当も優待も無い銘柄が半数以上もあり、しかもナンピンして持ち株数が膨らんでしまっている! 

今のようなヨコヨコ相場では、このようなボロ株はまったく上がりません。

こういう値上がり期待というサービス一本槍の銘柄より、配当と優待がある銘柄を集める方が利口と言えるでしょう。

配当はデカさで選べるが、優待商品はどう選ぶ?

株をやっている人が、何に目をつけて銘柄選びするか?優先順位はきっと①株価上昇期待 ②配当金額(比率) ③株主優待内容 こういう人は少なくないと思います。

優待は、無いより有った方がマシ ぐらいに考えていませんか?

株主優待内容をどう見たら良いか? 一概に言うことはできませんが、自身と妻の株式投資生活で「よかった!」と思えた優待を思い出すと・・・

ふだんは「買わんでもエエ」と思っているものがもらえる銘柄

過日の記事でも投稿したジャパンフーズ(2599)優待商品群から選べる、ペット用ミルクがウチの場合、ふだんは買わんもエエもの。人間さんが飲む牛乳よりずっと高いから、いつもはそんな高いもんをウチの犬にはあげません! でも優待でいただけるのなら話しはベツ。犬もそれあげると嬉しそうに尻尾振ってよく飲むしね!

株主優待商品カタログがある銘柄

ヤマウラ(1780)では株主優待の時期になると商品カタログが郵送されて来ます。そこから欲しいもの選べるので、最初の年は信州味噌にしました。確か10パックぐらい入った段ボール箱で送られて来たときは「こんなに多量にどうしよ!」と思いましたが結局冷凍保存しながら全部使いましたね。次の年は飲むお酢詰め合わせセット。今年はインスタント味噌汁詰め合わせ。
ウチはなんだか味噌がいいみたい。

他人が羨む系の、百貨店株主様カード

高島屋(8233)の株主優待は、株主様カードが半年に一度郵送されてきます。私の妻は人さまに対して、あからさまに何か見せびらかす人ではないけれど、「さりげなく見せる」人なのです。レジで支払いするときに、ママ?友視線を意識して「これ、使ってお願いします」とかさりげなく株主優待を見せびらかすように。。

妻のママ?友(ババ友?)は、それ見て高島屋株買いました。
ただ、高島屋以外にもいくつか百貨店株主様カードを妻はゲットしましたが、妻の満足が得られるものは無かったです。なぜなら百貨店の会員カードにサービスで負ける株主様カードもあるからです。

しかし、株主優待内容だけで銘柄選びするのも、上述したユダヤ人のタルムード「レストランに行ったら、ウエーターに一番近い席を取れ」に合わんことになります。迷ったときには多少は優待内容に目をつぶって配当にも注目しないと。

そんな迷ったときの商品券・クオカード

お金のように店で商品が買えるもんが優待だと、お金をいただいたのと実質一緒なので「とりあえずクオカード貰っとこ!」で満足できます。

商品券、ギフト券、クオカードは潰しが効くということですね。ニプロ(8086)は配当に商品券をお金換算して加えたら、けっこう儲かる銘柄かも。

株主優待を意識することで、投資戦略が変わるかも?

100株から200株に増やした場合、株主優待がそれに連れて増えるもの、変わらないものがあります。

もし株を買い増ししても優待が増えない銘柄であれば、タルムードの言うウエーターから一番近い席を失うことになってしまいます。だからあえて買い増しする銘柄ではないかもしれません。

一方で、1000株にまで増やしたら株主優待内容がメチャ増えるなら、多銘柄に投資するより一本狙いで買い増しする方が得策になることも。

たぶん機関投資家は株主優待を狙うなんてことは無いハズですが、個人投資家は株主優待も「財産」だと思って銘柄選定と投資方針に加えてみたらいかがでしょうか。そうしたら今の私のように配当も株主優待も無い銘柄ばかりいっぱい持つことにならないと思います。

まったく今は悔しい限りです。。

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