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間接的FX 円高時期にオーストラリアとニュージーランド旅行をしたよ

   

FX(外国為替証拠金取引)に多少でも足を突っ込むと、外貨に対する感覚が養われます。

特にFX感覚が活躍する場は「海外旅行中」です。
海外旅行では・・・
1.外国に行く前に、日本で行先国の外貨に両替する
2.外国に着いてから現地で両替する
3.両替は最小限に、その代わりクレジットカード支払いを多用する
ザッとこんな種類があると思います。
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まずは日本で両替した方が得か損か・・・
これはネットを検索すると国によって違うことが分かります。
例えばユーロは日本での両替が得、しかし東南アジアは現地での両替の方が圧倒的にお得、こんな具合にネットを参考にしてそれに従えば良い交換レートを選べるでしょう。これはFXをやっていなくても問題ありません。

しかし「いつ両替すればいいのか?」
この問題も突き詰めると旅行費用に多少なりとも損得が出ます。
相場の傾向を眺めながら、今まとめて両替するべきか、今日は最小限を両替して明日改めて両替するか・・・とか。これはFXの経験有無で大きく差が出るでしょう。

もうひとつはクレジットカードで支払う場合
円安傾向が続くようであれば、あえて現金で両替してカードは使わない方がいいでしょうねぇ。なぜならカードは使う度にレートが刻々と動くから、円安に進む場合には最初にまとめて両替した方が得。反対に円高が進行中のときにはカード支払いが得になるハズです。そういう機転の利いた支払いセンスもFXの経験で身に着きます。

私は今年1月10日から二週間ほどオーストラリアとニュージーランドを旅しました。
偶然にも両国通貨は値下がりして、しかも旅行中はジリジリ円高が進む傾向だったため、現金の両替は最小限にしてクレジットカードを使いまくりました。

幸いオーストラリアとニュージーランドはクレジットカード大国。
田舎の店に立ち寄ってもレジにはちゃんとカードリーダーがありました。
しかも店によっては現地通貨での決算の他に、日本円決算も選べるようになっていて・・・
この二つの決算がどう違うのか最初分からなかったのですが、

同じ品物を両方の決算方法で試してみると・・・
「日本円決算」では、そこに書いてある円での金額で、そのまんま決算される
「現地通貨での決算」は、一日かそこら経ってからのレートで日本円に変換された金額で決算される、ということが分かりました。
つまりクレジットカードでも円が上げ相場のときには現地通貨決算を選択した方が良く、円の下げ相場のときには日本円決算を選ぶべき、こう言えると思います。

まあ、とにかくFXをやっていたから、海外旅行で少しは得をしたと・・・思いたい気持ちです。

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