老後2千万円に殺されない生活日記

老後の安心感を追求するお金ブログ

FXをやることは、自己投資になる!

   

FX(外国為替証拠金取引)をかじっておくと、海外旅行に行くときの両替に強くなれます。
FXで、特に短期トレードで勝ち続けるためにはのは為替の知識のみならず動物的な勘と瞬発的判断が要求されるようで、それらを身に着けるには天性の才能が要るかもです。

それが「持っていそうもない・・・」のであれば、長期トレードはどうでしょう。
日々の上がり下がりは気にしない、というか細かいチャートを見ない。
代わりに経済ニュースやネット記事を毎日読み、どこの国の金融政策がどう変わると為替はどう動くか・・・イエレン議長にドラギ総裁や黒田総裁の発言と各国の統計値の推移なんかを見たり聞いたり読んだりして、その結果とレートの上下を見続ける。

すると何やら勘が生まれて来るんですよね。
「次はしばらく上げじゃないのかな・・・」と。

もし勘が当たってしばらく上げたら、
「もう下げかな??」と胸騒ぎがしますので、そうなったら売り。

しかしまだ上げは止まらず「シマッタ!」と思っていると、やっぱり下げてくる。こういう勘が、何もやらないより身に着いてきます。

そういう勘は、海外旅行に行くときの両替に役立つのです!!
Euro Sign

私は今年(2015年)7月にドイツへ旅行しましたのでユーロへの両替が必要でした。
旅行は3月に決まり、その頃からユーロ円の相場に着目し始めました。
しばらくするとユーロが下げてきました。1ユーロ130円を切って、まだまだ下げるんです。127円まで来たとき「これは今が買いだ!」と思いました。
きっとユーロはまた上がって行くと読んだのです。

この読みはほぼ当たり!でした。
結局125円までユーロは下げましたので2円下がありましたが、私は127円で1000ユーロを両替しました(両替商では130円ぐらいの交換レート)。この後にユーロは上昇反転し、135円程度になりましたから私の読みはまあまあ当たったと言えます。

FXをやっていると、旅行直前に両替したらいいという考えは少なくとも無くなり、一番いいレートのタイミングで両替しよう!という意気込みが出ます。これは得になるでしょう。
運悪く早まって両替したら「損した」ということも当然アリですが、それはまだ勘が働かない証拠なので、次回はうまく両替できるように、また日々研鑽したらいいのではないでしょうか。

そういう意味で、
FXを投機じゃなくて「投資」のカテゴリーでやるならば、
長期トレードに腰を据えて、要人発言と統計値の推移のオタクになるのがいいと思います。

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