MUFGグループの「え!劣後債」だって!!??
三菱東京UFJ銀行から電話があり「今度社債を購入できるチャンスがあるのですが、お話し聞きますか?」と言われたので、購入希望を胸に抱き、話を聞きに銀行まで行きました。
そうしたら・・・
銀行担当者は「株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第9回期限前償還条項付無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)と書かれた説明書を私に提示しました。これは同銀行の「金融商品仲介口座」を使う提携証券会社が扱うものです。
さらに、この社債は「劣後債」です。
銀行担当者は爽やかにも「れつごさい」と発音しましたが・・・
「劣後債」は聞いたことはあるけど、まさかここで出て来るとは。。
「劣後債」はもし会社が破たんしたとき、弁済の優先順位が普通社債の後、つまり後回しになる社債のことを言います。その分リスクが少し高くなるから金利もその分良くなるので、三菱UFJフィナンシャルグループがこの先10年で破綻しない、と想定したら普通社債より良い利回りでお金が入るから、悪くない商品?だと私は思いました。
これは一つめの賭けです。
決して劣後債の意味は「劣っていて、遅れをとっている、質の悪い社債」ではないのです。と思いたいです。
申し込みは2月29日から3月11日までだけど、事前に予約しておかないと買えないらしく「今日予約しますか?」と聞かれて「ハイ」と返事しました。
一応10年間の債券ですが、5年4か月で期限前償還するかどうか決めることになっており、過去の例では大半がその時点で期限前償還したらしいです。
その5年4か月の仮条件での金利は0.15~0.55%年利だそう。まあ巷のネット定期預金金利と同じかちょいマシぐらいの金利です。
5年4か月後以降10年まで続行する場合は、基準金利+0.35~0.55%と書いてありましたが・・・ここが最近の情勢から気になるところ。
「利回りがまさかマイナスになることは無いでしょうね?」との問い合わせに銀行担当者はなんとも答えられませんでした。
実際答えられるハズがありません。せめてこの社債の利回りが、まさかのマイナスにならないことを祈ります!
ここは二つめの賭けです。
二つも賭けて、この劣後債を買う決心をしましたが、二つも賭けるので、それなりに資金は小さくとりました。
上述社債の説明
↓↓↓
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第9回期限前償還条項付無担保社債