老後2千万円に殺されない生活日記

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公募増資の勧誘電話がかかって来た

      2016/08/25

小野薬品工業(4528)が持ち合い解消での公募増資(PO)をするから是非買いませんか!と、その証券マンは言いました。
小野薬品工業は株式の持ち合い解消を目指すのだそうです。
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いろいろ説明していましたが・・・
POで株買うと何がいいのか?これが見えなかったので、買うにしても買わないにしても即答は避けて「買う気になったら電話します」と答えておきました。
本当はベツに電話しなくてもいいんです。オンライン取り引きで売買できる環境は整っているから、その気になったらパソコン開けて、証券会社のサイトにログインしたら抽選申し込み→購入と手続きできるから、気にしなくてもいいのです。

証券マンは確かに「購入を希望する場合は私に電話してください!」と言いました。
私がオンライン取り引きできることは分かっているハズなのに、わざわざ電話で、というのは、きっとBB件数のノルマがあるからじゃないのか?と勘ぐり、何だか「新しい投資信託出ましたので・・・」とときどき電話かかってくる銀行と同じ、デジャブを感じました。

私もかつて証券じゃないけど販売ノルマ課されて働いたことあるから、まあそう言うなら協力してあげてもいいな、とは思いましたので「買う気になったら電話します」と答えておきました。

で、はたして小野薬品工業株は公募増資の売り出しで買うメリットがあるのでしょうか?

ネットをググると、公募増資は空売りとセットで儲ける、って口調のサイトが目につきます。公募増資すると株の希薄化が起きて株価が下がるから空売りで儲ける式の論調なのですが、私は信用取引しない方針なのでこの作戦はダメです。メリットにはなりません。

もともと公募増資とは市場価格の3から5%安く買える、しかも購入時に手数料不要という特典がありますから、これはメリットになりそうではあります。

しかし公募価格決定後に売買できるようになるまで一週間ほどかかるようだから、その間に株価が上がればいいんだけど、下がったとしたら3%5%なんて下げ想定範囲に十分入るから果たしてメリットと言えるんか?という疑問があります。最近株価は思うようにスルスル上がりません。きっと「安く買えるからこの際買う」という戦略はダメじゃないかと思いました。

では買う意義は??
小野薬品はがん免疫薬「オプジーボ」開発と販売具現化で株価がのし上がって来たと思いますが、その好材料はここに来て出尽くし?ました。その後に「公募増資します」の悪材料が出て株価がグワーンと下がっている最中なので、比較的業績は悪くないから、大きく下げた分のリバウンドで、もしかしたらこの先何か月後かには株価がそこそこ上がるんじゃないか?とも期待できる?でしょう。

なので、せっかくの株価暴落機会だし、証券マンも情報を電話でくれたし、こんな3千円級の私にとっては値嵩株は普段は買う気もしないから・・・
また電話かかってきたら(電話代が証券会社持ちになるから!?)、このPOのBBに応じようかと、そう決めました。

再びの電話勧誘が無かったら・・・
まあカブドットコム証券で公募期間中の下げに乗じて買ってもいいかもしれないけど、目をつけている株はもっと安い株なので、きっと小野君は買わないでしょう。

追伸
訂正:公募増資ではなくて「売り出し」のようでした。

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