老後2千万円に殺されない生活日記

老後の安心感を追求するお金ブログ

学生は株を!

   

私が今までに悔やむことは・・・
ズバリ「就職活動」です。
Super Opening Live 2011

ひとことで言って「私には会社を見る目が無かった」。まさにそれが私の悔み。

当時、今から30年以上も昔のことですが、私は機械技術者志願でしたので、いくつかの機械関連企業に目をつけました。その中のひとつが「新潟鐵工所」という会社でした。

なぜこの会社に就職したいと思ったのか・・・
鉄道車両や船舶、それらに搭載する大型ディーゼルエンジンを作っていたから機械技術者として楽しく働ける!?と思って会社見学に出掛けました。でも行ってみて・・・
設計事務所は古臭く、暗いし、じじむさい感じだったので・・・単にそこだけ眺めて「やーめた」しました。
でもそれでよかったです。新潟鐵工所は結局今から10年ほど前に倒産してしまいました。入社しなくて正解でした。

でもやはり機械関係の会社に入社しました。
一時はその会社もかなり景気良かったのですが・・・私は40代半ばにして転職しました。

その会社は今ではすっかり見る影を失い、他社に吸い込まれようとしています。
なぜならかつてから経営とコーポレートガバナンスには問題があり、それが企業業績にも如実に現れていたのでした。転職を決める前に、既に株を始めていた私は、自社の企業業績を見て「あーあーこれじゃ・・・」と思い、働きにくい職場でもあったので、転職しました。

そのように目に見える企業業績は、
株をやっていればおのずと知ることになります。
もし私がかつて学生時代に株をやっていれば、今のようにネットは無くとも会社四季報で調べられたでしょう。でも私はそんなこと知りませんでしたし、学生時代に就職情報誌は買ったけど会社四季報なんて目もくれませんでした。あれは株という怪しいモノをやる金持ちのすること、俺には関係ねぇ、と思い込んでしまったのが敗因でした。

今にして思うと新潟鐵工所ではなくて、私が勤めた機械関連会社でもなくて、コマツ(6301)を会社四季報で見つけて、株を買い、株主総会に出席し、会社見学にも行って、そこに就職したら・・・
私の生き方は今とは全然違うものになっていたのだと思います。

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