FXしている人のための確定申告手順と、節税策の「損失の繰り越し控除」
FXとは、外国為替証拠金取引とか外為（がいため）と言って、ドル、ユーロ、中国元といった外国の通貨を売買してその差益をゲットすることです。ネットを使いPCやスマホでできるため、リスクはあるにしろお手軽にできるお小遣い稼ぎなため、たくさんの方々がこれをやり、儲かったり損したりしています。
ただ、FXは株や投資信託などと違い、証券会社が税金を源泉徴収する制度が無いので、儲かった利益は基本的には自分で確定申告して所得税をはらわなければ脱税になってしまいます。
この確定申告がはじめての人にはちょっと厄介。
どの書類をそろえて、何をどう書いていいのか分からない？という、そのような方々には以下のサイトが懇切丁寧。これはまさにバイブルと言えるでしょう。
さて、ではFXに節税は無理なのでしょうか？
FXの所得は「雑所得」というカテゴリーになります。この雑所得ではその利益を得るために使った「直接の費用」でないと経費になりません。だからほとんど経費は出ないのではないか？と思います。が、経費になるかもしれないものについてまとめたサイトを参考のために以下に貼ります。
ただし、あくまでも「経費になるかもしれないもの」であって、自動的に経費にできないかも知れません。実は経費にできるかどうかは、もし税務署担当者から理由を尋ねられたとき、税務署を納得させられたら経費に計上できるというものだからです。
それより、確実に節税できるものは「損失の繰り越し控除」です。
これはその年に結局通算したら損だった、という場合は、その損失額を最大3年間は引きずることができ、翌年などの利益がら損失を差し引いてくれるものです。これは制度になっていますから、税務署の担当者が「なんで？」って尋ねることはありません。
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