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給湯器の方が節約!

      2017/06/23

給湯器でお風呂にお湯を張る方が、お風呂に張った水を湯沸し器で沸かすより年間に3696円節約できると、この記事が言っています。
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ただ上記の記事では、なぜそうする方がガス代が節約できるのか?その謎に迫ることはなく、お風呂の蓋は節約に重要だとか、シャワーの出しっぱなしはダメだとかに話題が飛んでしまっています。

釈然としない方へ
「なぜそうなのか?」・・・
その理由は、温度差が大きい方が熱を効率よく伝えるから。

給湯器はお湯張りの最初から最後まで水をお湯に沸かして湯船に入れます。だから温度差はお湯張り始めから終わりまで同じ。しかも湯船に入れるお湯の温度は40℃程度と低温です。熱の伝わる効率にお湯張り中の変化がありません。

それに比べて湯沸し器では。最初は水を沸かすのですが、次第にまなぬるいお湯を沸かし、最後にはほとんど完成したお湯をもうちょっとだけ沸かすことになるように、温度差はお湯張り始めから終わりまでだんだん小さくなり、効率が落ちていきます。しかも湯沸し器は、すごく熱くしたお湯を湯船に入れて水と混ぜる方式だから、バーナーとの温度差が給湯器より小さく、熱の伝わる効率では不利になるからです。

ただ考えなければいけないことは・・・
年間3696円ガス代が節約できたとして、給湯器がもし高価だったら、何年で元がとれるだろう?を計算してみることも大事です。
おそらくガス湯沸かし器や給湯器は寿命が10年程度だと思いますが、もし10年で元をとるとしたら湯沸し器に比べて給湯器が36900円より高いと、トータル家計費の節約にならないかも?


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