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長生きすると、年金に困らなくなる、トンチン年金というモノ

      2017/06/23

長生きすると、せっせと貯めた預貯金が底をつき、介護や医療にかかるお金を公的年金だけでは賄えない・・・こういうのを「長生きリスク」と呼ぶのだそうです。
「もっと年金がたくさんあったらいいのになぁ」
このニーズに目をつけたのが「トンチン年金」というモノです。

トンチン年金の仕組みは、ザックリ言って、長生きする高い金額を受け取れる年金なのです。その代わり早く亡くなってしまうと払い戻しがなくて、払った保険料はもう戻って来ない。こういう短命者の保険料を長寿者にあてがうという仕組みで、昔々イタリアのロレンツォ・トンティという人が考えたという歴史ある仕組みなので、バッタモンではありません。

日本生命のGranAge(グランエイジ)というのが、そのトンチン年金の商品なのだそうです。


50歳の人が月々5万円弱の保険料を納めて、70歳から毎年60万円が支給されるとか。
90歳まで生きるとトントンだという計算になりますが。。

ただ、この保険の短所は、早死にしたらもらえない、という「短命リスク」です

「短命リスク」は・・・
1.支払った保険料が手元に残っていたら、もっと贅沢な暮らしができただろうなぁ、と死後に後悔すること???
2.支払った保険料が手元に残っていたら、もっと相続がいっぱいあっただろうなぁ、とこれは遺族が思うこと!

ということは、死んでいく本人さんには関係ないリスクかもしれません。


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