リタ研ブログ 大庭夏男の早期退職法

リタイアメントの生活改善研究ブログ

節約ライフスタイルの利点。中でも節税!

      2017/05/08

税金を節約して「自分が困ること」は、何かありますか? 他の節約より節税を優先してやらない手はありません。

節約ライフスタイルは早期リタイアになぜいい?

理由は簡単!節約ライフであれば、会社員時代の給料からたくさんのお金をリタイア後の生活費のための貯蓄にまわせます。

しかも!リタイア後も節約ライフを続ければ、貯めなければならない額も少なくて済むのです。

だから節約ライフスタイルは、貯め易くて目標額も減らせる。こういう理由があるので「俺、将来は早期リタイアする!」と決めた日から節約ライフにシフトしたら成功確率は高まります。

節約より節税を優先に

節約はいきなり始めると、やり過ぎて生活に悪い影響が出る心配がありますが、節税はそんな心配がありません。

しかし源泉徴収されているサラリーマンでは、節税は難しいこと。でも探せば節税できる方法があります。

個人型確定拠出年金を利用して節税

サラリーマンは自営業者より掛け金は低いですがそれでも月に2万3千円まで掛けられて、この掛け金は収入から控除できます。という方法で節税する戦術。

参考↓↓

http://www.smbc.co.jp/kojin/401k/kakutei/kakuteikyoshutu.html

所得税率10%としても、所得税と住民税を合わせたら数万円の節税効果は出るのではないかと思います。10年続けたら数十万円。30年続けたら百数十万円の節税となり?さらに共稼ぎで夫婦それぞれ利用したら何百万円にもの節税効果が出るでしょう。続ければの話ですが。

この年金が使えるのは60歳以降ですから、公的年金受取前の足しになります。この個人型確定拠出年金を使う上で、私は大事だと思うことは「節税のためにする」ということに徹して、これで利回りを稼ぐことはしない方が安全だ。つまりリスクの大きい投資対象にしない、ということが大事だと思います。

できるなら、サラリーマン時代に副業して節税

会社が副業OKなら、税務署に開業届を出し、青色申告承認申請手続もして、事業として副業をすると、小規模企業共済を使って節税できます。

参考↓↓

http://www.smrj.go.jp/skyosai/

この仕組みは専業サラリーマンでは利用できないのですが、副業でも個人事業をやれば加入できます。(不動産業はダメみたいですが)

掛け金は最大月7万円で、確定拠出年金と同じく掛け金を全額控除できますから、小規模企業共済の方が節税効果は大きいです。可能なら両方やってもいいのでは??

ただ、小規模事業共済は元本が受け取れるまでに数年あるいは10年かかると言われ、しかも廃業による解約でないと手数料が大きくなります。なので退職後は副業をリタイア後の小ビジネスに据えて長くやるとか工夫するのがいいと思います。(私はそうしています)

SponsoredLink

私は上述の個人型確定拠出年金のことを、うかつにも知らなかったので、乗り遅れました。が、副業はサラリーマン時代にたまたま外資系の会社がOKだったので始め、小規模事業共済にも加入して節税しました。

ちなみに副業が事業となっていれば、事業所得と給与所得は通算ができるので(雑所得扱いで申告する副業は通算されない)小規模事業共済の掛け金は、副業収入が少なかったら給与所得から控除が可能です。ここが節税のミソです。

あくまで事業でやる副業なので、いい加減な事業内容では事業所得と認められない可能性もありますから、事業で副業をやるなら腰を据えてやらなければなりません。が、それも早期リタイア後の生活に貢献することにつながります。

 - リタ活 ,