老後2千万円に殺されない生活日記

老後の安心感を追求するお金ブログ

これは「食の合理化」ファンドだと思うのだが

   

三菱UFJ国際投信が今年(2021)の年初にGRAN NEXTというファンドの群?を作りました。

GRAN NEXTというブランド名の次にエネルギー、テクノロジー、フードなど6つの個別ファンドコンテンツのラインナップがあって、

GRAN NEXT内でのスイッチング、つまりファンドの乗り換えに伴う手数料がかからない!のだそうです(三菱UFJ銀行での申し込みに限ると書いてある)。ここがこのファンド群の特徴。この特徴は便利そう。

乗り換え自由がウリのポイントかと思いきや、販売用資料と書かれたカタログ?では目立たないところにそれが書いてあるのが少し気になる。

しかしコンテンツの内、フードのファンドに興味を持って、とりあえず10万円分を今日、ネットで申し込みしました。

今年発売の生まれて間もないファンドは、とりあえず資産残高が伸びて基準価格もしばらく上昇が期待できるだろう。そんな過去の経験も背中を後押しして購入を決めたのですが、このファンドの組み入れ銘柄は日本企業ではなくて、主にアメリカなどの欧米食品企業。ここに期待を感じて一票入れてみた!のでした。

日本の食料自給率の低さから、ここを底上げするような日本の農業支援が重要なことは百も承知ですが、一方で食の合理化というのも私はどんどん進めていくべき。農家が生産する食品の他に、工場で大量生産できるような植物由来の代用食肉や培養肉製造の技術などにも、両方同時に日本は力を入れていくべきではないかと、そう思っていたところに、このGRAN NEXT フードのファンドが目に入りました。

https://www.am.mufg.jp/fund/254005.html ←GRAN NEXT フードの説明サイトへのリンク

これは想像だけど、

もし一旦世界のどこかで食肉の細胞だけど培養して増やす式の人工食肉が高くない価格で実用化して流通し始めたら、きっと「もう動物の肉なんて食べられない」と言い出す人は加速度的に増えるのではないかと、そんな気がします。ちょうど機械で作ったおむずびだったら食べられるけど、友達のお母さんが手づくりしてくれたおむすびは、何だか食べられない、と言い出している人達のように。

それに、アニマルウェルフェアの意識も盛り上がりそうで、いつかそう遠くないうちに「食の合理化」の波が日本にも押し寄せてくるような気がします。

それを睨んでの今回のファンド買いでした。

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