老後2千万円に殺されない生活日記

老後の安心感を追求するお金ブログ

日経225チャート推移とほぼほぼ似のダウジョーンズ トランスポーテーション アベレージ

   

そろそろバブル崩壊の始まりではないか???という記事がネットに蔓延るようになってきました。本当でしょうか?

もし本当にそうなら、そろそろ手じまいに取り掛からねばならない今日この頃、しかし「音楽が鳴りやまなない間は踊り続けなければならない」という格言もあります。まだ手じまいには時期尚早かもしれません。

ほんとうのところは誰も知る由もありません。が、何かオカシな感触は、もしかしたら暴落より先に察知できるかもしれません。俗い言う「鉱山のカナリア」がいくつかあります。鉱山で毒ガスが発生し始めるとそれをいち早く察知するのが小鳥のカナリアだそうです。そのカナリアの行動にちなんで暴落の予兆を察知するような指標を株の世界でも鉱山のカナリアと言います。ただ、本物のカナリアは毒ガスを察知すると鳴かなくなるのだそうですが、株の世界のカナリアは狂ったように鳴くのだそうです。どの記事にもそんなふうに書いてあるから事実誤認なのですが、それはとりあえず気にしないでいきましょう。

今日の鉱山のカナリア指標は、アメリカダウジョーンズのトランスポーテーション アベレージ。

アメリカの鉄道会社など輸送業を集めた平均株価の指標です。これがなんと日経平均株価の値動きにそっくり!だというからおかしくなってしまいます。下にそのチャートが操作できるサイトのリンクを貼ります。TRAN:INDというのがNYダウ 輸送株20種です。

https://www.bloomberg.co.jp/quote/TRAN:IND

このサイトのチャートの上にある「比較銘柄を追加」のところにNIKKEIとタイプすると日経225が選べますからそれを選択して両チャートを比較するといかに両方の値動きが似ているか分かるでしょう。日米の違いがありながら、平均株価の値動きはそっくりです。

あまりにもそっくりなので、暴落するときには両者いっしょに暴落もアリかもしれませんが、丹念に見て行くとNYダウ 輸送株20種がやや先行、といっても1日程度先行するぐらいですが、明日の日経平均を占う指標にはなる可能性を感じます。

転ばぬ先の杖として頭に入れておくのも良いかと思います。

 - 暴落予想察知