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投資信託の当日注文は基本午後3時まで、しかし・・・

   

銀行で売っている「投資信託」は、株式取引と違って「売り」を注文したらすぐ売れるものではありません。例外的に「ETF(上場投信)」というのは株のように成り行き注文すればぼぼ瞬時に売買できるものもありますが、一般の投資信託商品は「午後3時までに注文」がキーワードです。

しかし、午後3時までに注文したら3時過ぎに即約定(注文結果が出ること)にはならないので、そのあたりの事情を電話して証券会社や銀行に尋ねてみましたので、聞いた内容を備忘録にしました。

なぜこんな質問を証券会社や銀行に聞いたのか?理由は・・・
手持ちの「日経225インデックス投信」を、日経平均株価が18500円を超えた時点で売りたい!と強く思い始めたからです。もしかしたら12月はこの先日経平均が下げるかもしれない???です。「一旦ベストなタイミングで売っておきたい」、今日がベストなら明日は奈落の底の始まりかもしれない?と思うので、何時までに売り注文したら、その日の価格で約定できるのかが知りたかったのでした。
Buy Low and Sell High

分かったことは・・・
1.日本国内のものだけで構成されている投信であれば、午後3時までに注文が証券会社に入れば、その日のだいたい午後6時から7時あたりに値付けされた価格で約定できる。
日経225インデックス投信の場合、すべて日本国内株で構成されているので、これに該当します。そして株式市場が終わる午後3時での「終値」に相当する価格で午後6時から7時に値が集計され、それで約定できます。
ということは、例えば午後2時55分あたりの大引け間際の日経平均価格を見て、やおら投信の売り注文をしたら、ほぼドンピシャの期待どおりの価格で約定できるハズだ、ということが説明で分かりました。

2.海外のものを含む投信の場合は、上述の国内だけで構成された投信より1日遅れになる。
つまり今日の午後3時までの注文は、明日の夜の午後6時から7時あたりに集計される価格で約定されるということになります。
なので、もし午後3時を過ぎて注文が出されると、あさっての午後6時とかの約定になるので、売買タイミングがシビアな場合には「思わぬ結果」になる可能性が増えます。

3.販売会社のシステムによって「午後3時まで」ではなく、午後2時だったりすることがある。

実際に投資信託を約定手続きするのは銀行などの販売会社ではなくて、証券会社です。その証券会社のシステムに客からの売買注文が販売会社システム経由でインプットされるので、場合によっては「タイムラグ(時間遅れ)」ができることがあるそうです。
このタイムラグがあるかどうかは当の銀行など販売会社に電話して聞いてみないと分からないです。
で、私の場合は三菱東京UFJ銀行が販売会社なので、担当者に「インターネットで注文する三菱東京UFJダイレクトでは何時までに注文したらいいのですか?」と電話してみました。そうしたら「午後3時までです」が答えでした。三菱東京UFJダイレクトの場合は上述のタイムラグは無いそうです。

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