老後2千万円に殺されない生活日記

老後の安心感を追求するお金ブログ

「銀行口座の管理手数料」導入への、心の備え

   

長期金利が昨日史上初のマイナスになりました。
「まあ、10年国債の話だし、個人向け国債は最低金利保障がついているから・・・」とタカを括って眺めていましたが、夜の経済ニュースで・・・
plus or minus?

「銀行金利をマイナスにすることは難しいと思いますが、銀行経営もマイナス金利で悪化が予想されるため、この状況が続くと将来に預金口座の管理手数料を徴収する、事実上のマイナス金利になる可能性は否定できません」などと、コメンテーターは迷うことなくそう解説しました。

焦るなぁ!!

銀行口座の管理手数料って・・・
さっそくネットでググってみたところ、数年前まで「ジャパンネット銀行」では管理手数料月額189円(年額換算2268円)を徴収していた歴史を見つけました。でも現在は廃止です。
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口座維持手数料の廃止および・・・の記事へのリンク

その他現在では通常の口座管理手数料を徴収する銀行はありませんが、休眠口座には管理手数料をかけています。たとえばりそな銀行では
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普通預金口座の休眠口座管理手数料
あくまでも休眠口座にですよ! お間違いなく!!

これを見ると(休眠口座の)口座管理料は年額1296円となっています。他の銀行についてもザッと眺めてみましたら同様な金額が書いてありました。

どうも・・・
口座管理料は年額千円ぐらいから三千円弱あたりが相場?みたいな影が見えます。平均二千円程度ってことなのか??、とりあえずそう想像しておくことにします。休眠口座と生きている口座の管理はシステム運営がそう大きく違わないでしょう?から、同額程度になることが合理的相場でしょうか。

これらから想像するに・・・
将来的にマイナス金利状態が続くと、もしかしたら各銀行は「○月×日より口座管理て手数料を口座から差し引かせていただきます」みたいな通知が届き、何か月後かにはそれが始まってしまうことは、上述の経済コメンテーターがスラスラ話していたように、十分想像できる!「あるんじゃないかな!!」と身構えていた方がいいのではないでしょうか?

私の場合、ネット口座も含めて現在6つの銀行に普通と定期合わせて13個の口座を持っています。
もし、仮に、各銀行がひとつの口座に毎年2000円の管理手数料を設定したとしたら・・・
なんと!毎年26000円のお金が飛んで行ってしまうことになるでしょう。

仮の仮の話ですが・・・
このお金が毎年私の財産から消え去り、私が今後30年間生きたとすると、生涯にかかる口座管理料合計は78万円です。べらぼうにデカくはないけど、夫婦でヨーロッパ旅行が二回程度行けなくなりそうです。

ではどうするか・・・
とりあえず、イザとなったらすぐ解約できる口座を予め決めておきたいと今は考えています。
そのためには、クレジットカードの引き落としや投資の振り込みが常時自動的に行われる「活躍口座」と、たまにATMから引き出し、預け入れをするだけの「あれば便利口座」に二分し、
活躍口座になるべく取引が集中するようにして、
あれば便利口座は休眠にならない程度に保つか、できたら解約してしまう。
こう準備を進めたいもんです。

が、しかし・・・
実際問題私の口座をたくさん開設している理由は、複数銀行で投資信託の手を広げたからなのです。だから投資信託を次々と解約しなければ口座はなかなか減らせません。しかし背に腹は代えられないと思ったら、もしかしたら「投資信託のリストラ」はやらねばならないかもしれません。

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