老後2千万円に殺されない生活日記

老後の安心感を追求するお金ブログ

遺産相続、なりゆき投資ことはじめ

   

1か月ほど前、とある都市銀行で投資信託をはじめました。
それを始めるキッカケは銀行からの電話。

「大庭さん、このたびは相続税のお支払いも終わりましたようで・・・ところで大庭さん、保険商品にご興味ございませんか?」
こんな電話が銀行の口座がある支店からかかってきました。
Corner of Japanese 10,000 Yen Note, Macro

なぜ相続税を払ったか、とかいう超個人的な話を銀行が知っているかというと、半年ほど前にやはり銀行から電話があり「普通銀行にまとまった入金があったので、もしかしたら運用を考えておられるのかと電話しました」みたいな事を言われたので、私は「いえいえ、まだ相続税もいくら払うのか分からないし、それが済んだらまた考えますよ」と、今後を期待させるような話し方をうっかりしたことが事の発端です。

その後、実際その支店から相続税を税務署に振り込んだから、きっと銀行ではその事実と、以前私が答えた上述の情報をドッキングして「ヨシ!機は熟した!また勧誘!勧誘!」と営業活動を再始動したのだと思います。

「大庭さん、保険商品は将来お子様の・・・」などと言うから
私は「保険には興味ないです」といいました。
そしたら銀行は「では投資信託はいかがですか?」と聞いてきたので
私は「それは他行でやっているから間に合っている」
そしたらまたまた銀行は「どちらの銀行さんで??・・・そうでしたか!しかし我が銀行は購入手数料無料のノーロードという投資信託を充実させていますよ、きっとかの銀行さんではこの品揃えは及ばないハズ・・・」と言い出しました。

「わかりました、またネットで見ときますから、今日はこれで」と電話を切った後、私はやおらネットでその都市銀行の投資信託ページを見て、確かに段違いにノーロード投資信託が多いことを知りました。

それで・・・
その都市銀行にわざわざ出向き、投資信託運用のための追加口座を開設し、NISA(少額投資非課税制度)なしでノーロード投資信託を買い始めるに至りました。運悪く8月より世界的に経済状態がおかしくなり、目下のところ含み損が出続けています。

ちなみに銀行では一人一口座しか原則作ってくれません。が、私は投資信託運営用のお金は家計費と混ざっては困るから・・・と駄々をこねたら、
「いいでしょう。理由は投資信託資金管理用と正当性があると思いますから、今回は特別に2つめの口座をお作りいたしましょう」と気前が良くなりました。

それですっかり気をよくした私は、投資信託を銀行の期待どおり、始めたのだとさ・・・
私は、こんな成り行き投資を始めるだなんて、予想もしていませんでした。

これを銀行の営業力にまんまと乗せられた!
と思うのか、
チャンスへのお誘いがアチラからやって来た!
と受け止めるのか、実に気分は微妙です。

でも、しかし、
投資信託でも株でも、何かのキッカケが無いと始まることはありません。
そのキッカケが、今回の私のような銀行の勧誘の甘い言葉なのか、
経済誌を読んでいて「そーか!これからは投資の時代だな!」と強く自己判断したからなのか、
あるいはテレビやネットのCM見て「あ、そーか、1000円で投資家になれるのか」と思ってしまったのか・・・
キッカケは、後になったらどうでもいいのです。

とにかく「新しい投資が始まってしまった!」のは事実になったので、
これをどう利用するか!?がこれからの課題です。

私はこの「なりゆき投資」の開始をネタに、投資のブログを書きだすことにしました。

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